マッスルミュージカル~花魁~ | 夢のかたまり

マッスルミュージカル~花魁~

焦げ付くような日差しの続いた7月の3連休の中日、「マッスルミュージカル」を観に行ってきました。

マッスルミュージカル

場所はC.C.レモンホール(旧渋谷公会堂)の目の前にある、マッスルシアター

マッスルシアター

ミュージカルと言いつつも、出演者は誰一人として歌いません。
「筋肉で音を奏でる」というコンセプトのもとに、全く新しいパフォーマンスを創りあげる試みがテレビ番組で取り上げられ、
そこから生まれたのが「マッスルミュージカル」。

出演者は、有名・無名を問わず厳正なるオーディションを勝ち抜いた、卓越した身体能力の持ち主ばかり。
歌もセリフも物語もない、けれど新鮮な感動と笑いに満ちあふれた、世界にも類を見ないミュージカルが生まれました。

あんまりにも暑かったので、「モンスターズカフェ」で一休み。

モンスターズカフェ

場内に入ってみると、始まる前から熱気ムンムン。
初めて知ったのですが、出演者たちのファンクラブも存在し、みんなお目当ての出演者を観に来ているのです。
後ろの席の女の子たちは、「○○さんがこの通路を通るといいね!」なんて話してる。コアだ。

いざ始まってみると、90分という短い時間ながらも、モンスターBOX、ボディスラップ、シンクロなどなど
次から次へと演目が繰り出され、かなり濃密。
グルグルサンバやじゃんけん体操といった観客参加型演目もあり、子供たちでも飽きないようになっている。

キダムやZEDに出てくるストーリーテラーみたいな役割をする2人組がいて、ところどころで笑いを誘う。
サブタイトルが「花魁」となっている通り、最初に花魁が出てくるんだけど、あんまり意味がわかんなかった。

一番すごいと感じたのは、演者たちが自分の体をバチバチ叩いてリズムを取る「ボディスラップ」。
みんな見る見るうちに体が真っ赤になっていっちゃって、ものすごく痛そう。
それでも難しいリズムを寸分の狂いもなく合わせて踊る姿に、感動すら覚えました。
わたし、一糸乱れぬ群舞とか、大好きなんで。

思わず「頑張れ!」と口から出そうになったのが、「モンスターボックス」。
マッスルミュージカルリーダーでもある池谷直樹さんが19段、モンスターボックス小学生記録保持者の大山大和さんが21段に挑戦。
二人とも見事1発で飛びました。すごかった!

モンスターボックス
こんなに高いのです

そして終演後、まだアナウンスも終わらないうちからみんなロビーに飛び出していく。
そんなに早く帰りたいの?と思ったら、実は出演者の一部がグッズを手売りするので、それに並ぶためだったんですねー。
なんかもう、アイドル並みの人気だね(笑)。

いろんな意味でなんだかとにかくすごかった、マッスルミュージカル。
7月24日(土)からは「夏公演『祭』」が始まるそうです。

マッスルミュージカル


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