こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。

昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集30-2》


(4)
子供の頃の感情を思い出して頂くため、
引き続き、OSHO禅タロットで
Cさんのご両親について見ていきました。


鑑定で出たご両親の事を、
すべて書くと膨大な量になってしまうので、
一部を抜粋して紹介致します。


①お母さんの現状⇒「戦い」

 

 

OSHO禅タロット・戦い

 

 

 


拳を握りしめ、分厚い鎧で身を包んだ人が
こちらを睨んでいます。
後ろに見えるのは、この人の心象風景です。

ひとつの城を奪い合って、にらみ合う二人の陰。
お母さんは、いつも誰かと戦っているのですね。
それは、自分が『被害者』として存在しているから。

『被害者』として生きている人は、
常に不平不満を周りにまき散らし、
誰かと戦っています。



お母さんは、本当は弱くて脆い人です。
過去の傷つけられてきた経験のせいで、
これ以上傷つかないよう、自分を守るために
分厚い鎧を着こんだのです。

自分を『被害者』だと思い込み、
こんな姿になってしまったのですが、
子供から見れば、
さぞ怖いお母さんだったでしょう。




Cさんは、私にお母さんの事を話して
下さいました。

Cさんは、子どもの頃、
お母さんがとても怖かったそうです。
それは、Cさんが暴力を受けていた
からではありません。

Cさんには妹さんがいたのですが、
お母さんが妹を殴っているのを
「見ているように」と言われて、育ったそうです。

この話を聞いて、私は胸が痛みました。
Cさんは、自分が殴られるより、
もっと辛い経験をされてきたのですね。

このことが、Cさんの心に、
未完了の大きな悲しみを残していました。
Cさんが、子供時代、無邪気に
甘えられなかったの無理はありません。



もし、Cさんが過去の感情を
お母さんに伝えれば、
『被害者』であるお母さんは、
「自分は責められている」と感じるはずです。
そして、攻撃されるかもしれません。

過去の悲しみの消化は、
お母さんに伝えるのではなく、
Cさんひとりで進めたほうが良さそうです。



②では、Cさんは、お母さんに
どう向き合えばいいか?⇒「忍耐」

 

 

OSHO禅タロット・忍耐

 

 

 

 

 


出産を待つ妊婦さんの絵です。

妊婦さんは、いくら努力して急いだとしても、
3ヶ月で子供を産むことは出来ません。
逆に、出産を引き延ばしたいからといって、
2年間妊婦で居続ける事も不可能です。


いずれ日が満ちれば、子供は生まれてきます。

月の満ち欠けと同じで、
自分の思い通りにコントロール出来ない
ものごとに対して出るのがこのカードです。

お母さんは、なかなか変わりそうにありません。
今は、焦って結果を求めても、無理な時です。

その状態を耐え忍んで我慢するのではなく、
いずれ結果が出る日まで、ゆったり楽しんで
待てばいいというアドバイスです。




《タロット占い・結果実例集30-4》

へ、つづく。



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