こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
昨日もお願いしましたが、
これから書く事例については、人それぞれ
色々な感情を持たれると思います。
何を感じるのも自由ですが、
このお客様対する批判や中傷のコメントは
どうぞ入れないで下さい。
そして見守ってあげて下さい。
では、昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集２５－１》
今から約９か月前に、Ｋさんは
初めての鑑定に来られました。
当時のＫさんは、
“障害のある我が子を愛せない自分”を、
責めておられました。
「健常児である次男は愛せるのに、
障害児である長男を受容れられない。
そんな自分は最低な人間だ」 と。。。
しかし、Ｋさんが、ご長男を
“愛せない”と思っているのは、
障害のためではありませんでした。
鑑定を行った結果、実は、
Ｋさんの『自分の親に対する感情』が原因で、
ご長男を受容れられなかったのです。
Ｋさん自身、ご両親から壮絶な虐待を受けて
育っておられました。
その時に感じた、親に対する怒りや悲しみ、
恐怖などの感情を封印することで、
なんとか生き延びて来られたのです。
しかし、それらの感情は、封印したからと言って、
なくなった訳ではありません。
Ｋさんは、潜在意識の中に、
『怒り・悲しみ・恐れ』などの感情を
隠し持ったまま、大人になったのです。
つまり、心の中では、ずっと、
怒りつづけ、悲しみ続け、恐れ続けていたのです。
そして、自分の思い通りにならない長男を
目の前にすると、封印したはずの感情が蘇ってくる。
そして、持て余したその感情を、
長男にぶつけてしまうのです。
これはつまり、言ってしまえば『八つ当たり』です。
初めての鑑定では、その問題に対する対策と、
「ご長男を引きってみてはどうか」
というアドバイスをお伝えして帰って頂きました。
（これは私の意見ではなく、、もちろん、
タロット鑑定で出たアドバイスです）
その後、鑑定結果と、ご自分の気持ちを熟慮し、
Ｋさんはご長男を引き取る決断をされました。
しかし、ご長男を引き取ってはみたものの、
事はそう簡単には運びませんでした。
ご長男の問題行動は相変わらずでした。
そしてある日、ご長男は、次男さんのお金
数万円を持ち出して家出をしたのです。
どこを探しても見つからないため、Ｋさんは
警察に捜索願を出しました。
夜遅くになって、なんとか保護されたものの、
お金はすべて使われていました。
それでなくても母子家庭で家計は苦しい。
なのに、その貴重なお金を、
長男が盗んで逃げて、無駄にした。
そんな長男への、
怒りと憎しみが込み上げたＫさんは、
その気持ちを彼にぶつけてしまいました。
「死ね！」とか
「あんたは可愛くない！」
「あんたはいらない子！」
などと、言ってしまったのです。
でも、どれだけ酷い言葉を浴びせても、
Ｋさんの気持ちは治まりません。
ご長男自身も、反省している様子はなく、
どうしていいのか分からなくなったＫさんは
再び鑑定に来られたのです。
つづく。
昨日もお願いしましたが、
これから書く事例については、人それぞれ
色々な感情を持たれると思います。
何を感じるのも自由ですが、
このお客様対する批判や中傷のコメントは
どうぞ入れないで下さい。
そして見守ってあげて下さい。
では、昨日の続きです↓
《タロット占い・結果実例集２５－１》
今から約９か月前に、Ｋさんは
初めての鑑定に来られました。
当時のＫさんは、
“障害のある我が子を愛せない自分”を、
責めておられました。
「健常児である次男は愛せるのに、
障害児である長男を受容れられない。
そんな自分は最低な人間だ」 と。。。
しかし、Ｋさんが、ご長男を
“愛せない”と思っているのは、
障害のためではありませんでした。
鑑定を行った結果、実は、
Ｋさんの『自分の親に対する感情』が原因で、
ご長男を受容れられなかったのです。
Ｋさん自身、ご両親から壮絶な虐待を受けて
育っておられました。
その時に感じた、親に対する怒りや悲しみ、
恐怖などの感情を封印することで、
なんとか生き延びて来られたのです。
しかし、それらの感情は、封印したからと言って、
なくなった訳ではありません。
Ｋさんは、潜在意識の中に、
『怒り・悲しみ・恐れ』などの感情を
隠し持ったまま、大人になったのです。
つまり、心の中では、ずっと、
怒りつづけ、悲しみ続け、恐れ続けていたのです。
そして、自分の思い通りにならない長男を
目の前にすると、封印したはずの感情が蘇ってくる。
そして、持て余したその感情を、
長男にぶつけてしまうのです。
これはつまり、言ってしまえば『八つ当たり』です。
初めての鑑定では、その問題に対する対策と、
「ご長男を引きってみてはどうか」
というアドバイスをお伝えして帰って頂きました。
（これは私の意見ではなく、、もちろん、
タロット鑑定で出たアドバイスです）
その後、鑑定結果と、ご自分の気持ちを熟慮し、
Ｋさんはご長男を引き取る決断をされました。
しかし、ご長男を引き取ってはみたものの、
事はそう簡単には運びませんでした。
ご長男の問題行動は相変わらずでした。
そしてある日、ご長男は、次男さんのお金
数万円を持ち出して家出をしたのです。
どこを探しても見つからないため、Ｋさんは
警察に捜索願を出しました。
夜遅くになって、なんとか保護されたものの、
お金はすべて使われていました。
それでなくても母子家庭で家計は苦しい。
なのに、その貴重なお金を、
長男が盗んで逃げて、無駄にした。
そんな長男への、
怒りと憎しみが込み上げたＫさんは、
その気持ちを彼にぶつけてしまいました。
「死ね！」とか
「あんたは可愛くない！」
「あんたはいらない子！」
などと、言ってしまったのです。
でも、どれだけ酷い言葉を浴びせても、
Ｋさんの気持ちは治まりません。
ご長男自身も、反省している様子はなく、
どうしていいのか分からなくなったＫさんは
再び鑑定に来られたのです。
つづく。