こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


昨日の続きです↓
「謝って下さい(3)」


かつて、子供を日常的に叩いていた方は
あなたは悪くないのに叩いてごめんね。
叩いた私が間違っていた。」
と、子供さんに謝って下さい。

ここ2・3日、そう書いて来ました。


理由は、子供さんの『自己肯定感』を
高めるためです。
子供の自己肯定感を下げてしまった責任が、
叩いていた親の方にあるからです。

過去に叩いていた我が子に謝る事は
自分の決意さえ出来れば、可能なはずです。
自分が決めて、
自分が実行すればいいのですから。


でも、自分も、自分の親に叩かれていた場合、
“自分だけ謝るなんて、なんだか不公平。。。”
“親は自分に謝ってくれていないのに。。。”
と感じられるかも知れません。



その通りです。
誰しも、先に親から謝って欲しいと感じるでしょう。

でも、親に謝罪させる事は難しい。
ありふれた言葉ですが、基本的に、
“他人を変える事”は出来ないからです。


納得できないかもしれませんが、
“親からされた事を
そのまま自分の子供に引き継いでしまう”
その『負の連鎖』を断ち切れるのは、
その連鎖に気付いたあなたしかいないのです。



中には、謝ってくれる親もいます。

先日、20代半ばの、とても綺麗で、
感じの良いお客様がいらっしゃいました。

その方は、
「今まで一度も彼氏ができた事がない」
というお悩みで鑑定に来られたのですが、
性格もルックスも全く問題がないのに、
とても不思議でした。

で、タロットで原因を探ってみると
ご本人は自分に自信がなく、
“きっと私は、一生恋愛出来ない”
“私を愛する人など、現れるはずがない”
と信じ込んでおられました。

潜在意識の中にそんな信念があれば、
そのとおりの現実を引き寄せてしまいます。


彼女も、小さい頃、
よくお母さんに叩かれていたそうです。
とても些細な理由でです。

お母さんが好きだからこそしてしまった、
子供として微笑ましい失敗を責められ、
叩かれていたのです。


しかし、鑑定から帰って色々話をするうち、
彼女のお母さんは、謝ってくれたそうです。

彼女が謝罪を要求した訳じゃありません。
お母さんに、自分が子供の頃の気持ちを
素直に話すうちに、
お母さんの方から謝ってくれたのです。


そこから彼女は、
“恋愛なんて無理
(-_-;)”から
“恋愛してみよう
(^O^)/”という気持ちに
劇的に切り替わりました。

彼女のケースは珍しいのかもしれません。
きっとお母さんの方にも、既に、
“いつか謝りたい”という気持ちがあり、
そのチャンスを待っておられられたのでしょう。


でも大抵の親は、自分が悪かったなどとは
思っていませんから、謝ってなどくれません。


では、親が謝ってくれそうもない場合、
あなた自身の『自己肯定感』を高めるには、
どうすればいいのでしょうか?

つづく。


読者登録してね