こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。


一昨日の続きです↓
「ダーリンとの破局⑪」


さて、時間を、ダーリンの鑑定に戻します。


ダーリンの現状は「愚者」↓



現状を変えたいと思いながら、
どちらに進んだらいいのか、
方向性を見失っているダーリン。


でも、ダーリン曰く、
自分が出て行くのは、“面倒くさい”。
奥さん(=私)が出て行くのは、“どうでもいい”。


これでは何も変わらないし、
このまま二人で暮らし続けたら、
仮面夫婦になってしまうのは、確実です。

だって、お互い関心のないまま、
生活を共にするだけ。。。
それでは、夫婦ではなく、ただの“同居人”です。


この時、私は思いました。

世の中には、『面倒くさい』という理由だけで、
離婚せずに暮らしている夫婦が
多いのかもしれない。。。

自分たちも、そうなってしまうのかと思うと、
私はとても恐ろしくなりました。
そんな生活の中で、自分が成長したり、
感動したりは、望めないと思ったからです。

そんな人生は、私は嫌です。
そして、「愚者」もそんな人生を望んではいないはずです。
“現状に留まっていては、自分の人生を楽しめない” のが
「愚者」なのですから。


さて、じゃあ、どうすればいいんでしょう?


カードをサイキックタロットに変えて、
アドバイスを引きました。


質問 :
「これから、ダーリンはどうすればいいのでしょう?」

結果 :
「ポジティブな前進」

サイキックタロット・前向きな出発



この船出している絵柄を見た途端、
ダーリンは言いました。

「やっぱり、僕に出て行けって
 いってるんかな」



違うよ、ダーリン。
家を出るのは、“ネガティブ”な前進だよ。

これは、前に向かって、
ポジティブなエネルギーを使うという意味。

ここまで二人がやってこられたのは、
二人の努力の成果。
ダーリンが、その努力と成果を認めた上で、
自分の情熱(=潜在意識の中にある望み)を使えば、
最善のゴールに自分を導く事が出来るはず。

私はこのカードの示す意味を、ダーリンに伝えました。

でも、この時のダーリンの心は、
未だに、閉ざされたままでした。



「じゃあ、“私自身”がどうしたらいいか、見てみるわね。」
といって、私は、カードを1枚引きました。


この時点で、
どんなカードが出るのかは、分かりません。


でも、私たちは「ラバーズ」なのだから、
きっと、前向きな後押しをしてくれる1枚が出るはずだと
私は確信して、カードを引きました。



私が引いたその1枚を見たとき、
ダーリンの心が動いたのが、私にはハッキリ分かりました。


その1枚とは。。。





続く
「ダーリンとの破局⑬」


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