こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。




前回の続きです↓

「ボケの正体(前編)」





一昨日のブログを読んで頂いた方は、

もうお分かりだと思います。

ボケは“妄想”ではなく、その人の“現実”
なんですね。





私が鑑定を通して得たのは、


「口に出していない、人に伝えていない“想い”
が残っていると、

人は、ボケてしまうのではないか」

という仮説です。



何故か?



それは、その“想い”を残したままでは、

この世を去ることが出来ないからです。

(前回も書きましたが、これは全くの私見で、

医学的根拠は一切ありません。)




つまり、「ボケ」の力を利用して、
 

“想い”を吐き出しているのです。

 




「ボケた状態で、

なぜ人は生き続けないといけないのか?」

というのが、私の長年の疑問でした。



“死”の恐怖を感じることなく、この世を去れるから、
という説もありますね。



それも一理ありますね。



私の辿り着いた結論は、

「今世の想いは、 

今世で晴らしていくのが基本だから」

というものです。




言いたい事を言わずに我慢して、

“無かった事”として生きたとしても、

歳をとって、理性の力が弱まり、

自分への制御力がきかなくなった時に、

出てきてしまうのです。


理性が働くうちは、

とてもじゃないけど、口に出来なかったような事を、

ボケる事によって、つまり

“自分じゃなくなる事”によって、

アウトプット出来るようになるのです。



裏を返せは、

「言いたい事は、ちゃんと言う。

伝えなければいけない事は、ちゃんと伝える。」

そうしていれば、ボケないんじゃないでしょうか。




これから、親を介護する立場の皆さま。

いや、いずれ自分も、そうなりますよね。



親にボケて欲しくなかったら、今のうちに

言いたい事を、言わせてあげて下さい。



「もうすでにボケちゃって困っているよ」

と言う方は、出来るだけ早く、
未完了の想いを吐き出させてあげて下さい。

でないと、いつまで経っても、

今世に居座り続けます。




「ウチの親は、若いうちから暴言吐きまくりだよ」

という方は、

それが『本心』なのか、確かめてください。

出せない“想い”が、

暴言に形を変えているだけかもしれません。




我慢・忍耐が当たり前になっている方々は、

なかなか自分からは言えないので、

こちらから、ちゃんと聞いてあげてくださいね。





そして、何より、自分で出来る、
自分自身がボケないための対策!



顕在意識がしっかりしているうちに、

言いたい事は、残さず、

きちんと吐き出しておきましょう。



特に、親・子・パートナーさんへの“想い”を。




明日は、私自身が実際どうしているか?

について、書きたいと思います



「ボケの正体・対策編(1)」 へ、つづく。



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