こんにちは、タロット占い師・守田のり子です。
昔から、セクハラが苦手です
若くも可愛くもない私に、
なんでセクハラするオヤジ達がいるのか
長年悩んでおりました。
当時、そのことを男友達に相談したら、
「そら、相手になめられてんねん
“こいつやったら、これ位言うても、やっても
大丈夫やろ~”って相手に思われとんねん
だから、そんな態度のおまえが悪いんねん」
って言われました。
ふ~ん。
私が悪いんか。
でも、なんか腑に落ちない
メンタルヘルス協会の心理学講座に通っていた頃、
カウンセラーの衛藤先生 に相談してみたら、
「君、セクハラ発言されている時も、
ニコニコしてるやろ?」
と言われました。
接客業(当時はフラワーデザイナー)なので、
基本、いつも笑顔です。
特に仕事中は、“ニコニコしているのが当たり前”
だと思っています。
私 :
「はい。仕事ですから・・・。」
衛藤先生 :
「嫌なときは、嫌な顔をせなアカンよ。」
私 :
「そうなんですか~。
でも、取引先の社長とかに、
嫌な顔はしにくいんですが」
衛藤先生 :
「男は、相手がニコニコしてたら、
喜んでると思うもんやんねん。
嫌な顔をされているのに、
セクハラし続けられる奴は、あまり居てないよ。」
私 :
なるほど~
で、確かに実行してみると、
先生のおっしゃるとおりでした。
何か不都合が起こった時に、
相手が悪い
相手をなんとかしないと
相手を変えなければ
と思いがちな私ですが、
自分を変える方が、てっとり早いんですよね。
で、それからセクハラで困ることは、
なくなっていたのですが、
最近、また現れました
心斎橋に鑑定に行く日は、
家から最寄り駅まで、歩いて行きます。
駅まで行く途中に、大きな工場があるんです。
誰もが知ってる、某大手メーカーです。
その前に、交代で警備員さんが立っています。
多分シルバー人材センター系のおじいちゃん。
すごく、愛想の良い方で、いつもニコニコしながら挨拶してくれます。
で、私も挨拶を返します。
すると、いつからか、その警備員さんが、
私に話しかけてくるようになりました。
警備員さん :
「いつも、紫の服が似合ってるなぁ」
から始まり、
「センス抜群やな~」
「キレイやな~」
と褒めてくれます。
私 :
「ありがとうございます。」
そのうち、
だんだんと発言内容が、エスカレートしてきました。
警備員さん :
「見てると、ドキドキするわ」
「セクシーやな~」
となってきたんです。
この頃から、だんだん、
うっとおしいな、と感じ始めた私。
でも、基本、人に対しては笑顔です。
ニコニコしながら、
「ありがとうございます。」と返す私。
で、来ました、この発言
警備員さん :
「下着の色も、紫なん?」
「今日は、何色のパンツはいてるん?」
挙句の果てに
「もしかして、今日は下着付けてないんちゃう?」
→なんでやねん
どっから、その発想がくる
もう、こうなると、お手上げなんです。
嫌で嫌でたまらなくなります。
で、対策を色々考えました。
① 駅まで遠回りになるけど、道を変える。
② 電車をやめて、車通勤にする。
③ その工場に苦情を言う。
④ 警備員さんと直接対決。
などなど。
で、どうしたらいいか、タロットに聞いてみました。
Ⅳ 「皇帝」でした。
いやや~ん
これって、自分が下出に出たらアカンし、
逃げてもアカンやん。
いやいや、ごもっとも。
私が逃げる必要性がどこにある
自分から行動しないと
じゃあ、①と②は却下です。
いや~、でも、他はやりたくないねんな。
直接対決か?工場にクレームか?
でも、じいさんを相手にもめたくないし、
第一、そんなことをしたら、
翌日から、その工場の前を通りにくいやんか
う~ん。
皇帝は、自ら動かなくても、
座ったままで、自分の思い通りにできる人なのね。
さて~、じゃあ、あの手しかない
私は、不快なもの、嫌いなものを
自分の世界の中に置いておけない、
という弱点があるのです。
で、どうするかと言うと、
意識的、無意識的に
『不快なものが存在しない世界のイメージ』を
潜在意識の中に、入れるのです。
“私の知らないどこか遠くで”、
その相手が“幸せになっている”というイメージを、
自分の中に入れてしまいます。
→ここ大事です
相手を不幸にしてはいけません。
で、結果。
翌日から、その警備員さんを
見かけなくなりました。
ヤバイ やってもた。
もしや、首になったとか、病気になったとか
わ~、どうしょ~
って内心焦ったのですが、謎が解けました。
シフトが変わったみたいです。
私が通勤しない日に、警備に立つように
なったようで、今でも時々見かけます。
でも、私がその工場の前を
通らなくて良い日なので、
話しかけられることもなくなりました。
一件落着m(__)m