こんにちは。フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。

 

「母が重い、しんどい、そんな場合の解決方法は? 」の記事にご興味をお持ちくださった方、ありがとうございました。

 

後から、少しフォローしたくなったことがあります。

このドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」には、母親像として3タイプが描かれています。

 

一人は、斎藤由貴さん演じる 美月の母、顕子。
そして、顕子の母 美月の祖母 玲子です。

さらに美月の学校の生徒である 後藤礼美の母親。


顕子については、前回も書きましたが、完璧なサポートというよりも、
自分の大切な存在として、世話できる相手として、娘の美月に精神的に依存しています。

 

 顕子の母、玲子は、顕子に対し、会えば「だから、あんたはダメなんだよ」と
言うような、ダメだしばかりする母親。セリフは、少し違っていたかもしれませんが…
一方で孫の美月のことは、べたぼめ。まるで、顕子にあてこするように比較をしていきます。
だから、顕子は、玲子のいる老人ホームに行くのにいつも足が重い様子です。

 そして、玲子が亡くなる寸前、最後に彼女に言った言葉が「ダメな子ね」。
最後までほめてもらえなかったことで、顕子は通夜で取り乱し、それから子供返りして美月に甘えるシーンがありました。

 

三番目の後藤礼美の母親は、シングルマザー。
礼美は、保健室登校の常習だが、母親は、経済的に余裕がなく、働きづめで礼美をかまう余裕もない。
 礼美を心配して家庭訪問をする美月にも、批判的なことを言い、
そして、礼美に自分がどれだけ大変なのか、怒鳴るだけでなく、手が飛んでくることも。
べったりの顕子とは、対照的に見えます。

 

 こう書いてみると、それぞれが違うタイプに見えます。

でも、実は、3人とも同じなのです。
娘を支配・コントロールすると言う意味で、娘との分離ができていない。
別の人格として、娘を見ていないので、娘との間に境界線がないのです。

 

 ですから、娘も自分と同じ考え方をする存在であるはずと、思っているから

玲子のように、自分が望むようにできない娘を批判する

礼美の母親は、自分の苦労をわからない娘に苛立つわけです。

ある意味、自分の娘を鏡として自己像を投影していますから、娘ヘの批判も苛立ちも、自分に返っているはずです。

 逆説的ですが、「自分は、娘にわかってもらえていない」と。
当然、自己肯定にはつながりません。

 

一方、顕子は美月をコントロールして、自分の理想像を娘に投影しています。

前回、こうしたケースは、自分への愛が足りていないと書きました。

 

つまり、3人とも、自分への愛が足)りていないと言えます。

美月も礼美も、そして顕子も、本当は、別の人格として娘である自分を母が理解してくれれば、愛を感じられたはずなのですが…。

 

前回、対応策として3つ書きました。

1、母親に自分を愛せるようになってもらうこと
2、父親がもっと母に関わること(愛を与えること)

  ですが、1も2も、そんなに簡単なことではありません。

 

だから、
3、互いの自立のため、母から離れるしかありません。できれば、遠くに。

と書いたのですが、もう一つ、大切なことがありました。

 

それは、なぜ、親がそこまでコントロールするのか、娘の側からも母を客観的に理解することです。

このブログでも何度か書きましたが、相手を理解することは、愛を与えることと同じです。
母親と境界線を引いた上で、なぜ、母がそんなに自分をコントロールするのか、理解を試みましょう。

 

この時、母親より、視点を高いところから、客観的に大人目線で観察する感じです。
もちろん、上から目線という意味ではありません。

 

 以前お会いした相談者さんは、母の過干渉があまりに過ぎるので、反発し、
たまらずに高校卒業と同時に家を飛び出したそうです。
 そのことは、3、に書いたように、間違っていません。

 

そして、相談時も、「そんな母が許せない」と言っていたのですが、
なぜそんなに過干渉になったのか、想像していただきました。

 

 彼女の母親が、嫁いだ土地は、知り合いがおらず、彼女が生まれたころ父親も忙しくて、孤独だっただろうということ。
 そこに誕生した赤ちゃんは、お母さんにとって、いったいどんな存在だったのだろうと。

 

それで、彼女は母親の立場に初めて立ってみて、涙を流しました。
そして、母の気持ちが少しわかったと言って、それまでの怒りは消え、母を許せたそうです。

 

 このドラマの美月もそうですが、母親が娘のことをわかったつもりでいつまでも娘を自立させないのは、娘からしてみると、成長を認められていない、信頼されていない、ということと同じです。
 これは、自分が何を考えているのか、理解されていないことと同じ。
理解は愛ですから、母の愛が本当の愛でないことに気づいたのです。

 

 でも、娘側から、母親がなぜそうなったのか、理解してみてください。
その理解は、愛として自ずと伝わるはずです。言葉にしなくても。

この相談者さんは、その後、母への理解によって少しずつ関係が変わったそうです。

 

 ドラマは、まだ続いていますが、どいういう流れになるのか楽しみです。

このドラマ、モンスターホームドラマというキャッチがついているのですね。

 

    

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 これは、愛の禁止令を解き、愛を与えたり受け取ったりすることを自分に許せる写真です。

愛が足りていない方に、この禁止令が見つかることは少なくないのです。

 

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