Facebookの「青」とmixiの「オレンジ」:「信用」重視vs「気軽さ」重視 | 心は言葉にのせて 

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色の世界へようこそ 虹 札幌 笑顔の看護師 りょうこ です。

                 




なぜ多くの企業が「青」を使うのですか?


インターネットで企業のホームページを見ていると、「青」をたくさん使っているところをよく見かけます。


「青」には、ビジネスにふさわしい「信用」や「正確さ」という意味があります。

大企業になるほど、社会的な信用を大切にしているということです。


電気機器メーカーのパナソニックやIBMなどは、「信用」と「正確さ」の「青」が、まさに企業メッセージを発信するのにピッタリな色なのです。


金融機関やNPO法人なども、「信用」や「正確さ」が何よりも重要なメッセージなので、戦略的に「青」を使うことが多くなっています。

このような心理効果から、「青」をコーポレートカラーに取り入れる企業がとても多いのです。


代表的なSNSのFacebookも、「青」を使っています。

楽しさを売りにするSNSで、あえて「青」を使う戦略です。

青い登録画面には、嘘を書きにくいという心理効果があります。

実名で正直に情報をやり取りする「信用」を強調する「青」は、Facebookにふさわしい色といえるでしょう。




一方で、同じSNSであるmixiは「オレンジ」でした。

実名のFacebookとは違って、ニックネームで気軽に書き込みできる親しみやすさと楽しさを演出しています。

仲間意識や社交性を感じさせる「オレンジ」が、コミュ二ティをつくるワクワク感につながっているのです。


また、日記や写真を投稿するという行動が「オレンジ」ととても相性がいいのです。

「オレンジ」には、「陽気」「社交性」「おせっかい」「気取らない」というメッセージがあります。

mixiは、日々のことを気軽につづり、自分の興味のあることや大切な人を紹介するツールです。

親しみやすくコミュ二ケーションを取るのにふさわしい「オレンジ」です。


しかし、mixiは2011年にロゴの色を地味な「ベージュ」に変更しました。


匿名で、あまりにも気安く、犯罪の温床にもなってしまったイメージをぬぐい去る目的でしょうか?



ところが、ログイン画面は「オレンジ」のまま・・・。

「堅実」で「品質重視」「信頼」の「茶」系に変更した割には、未練がましく思えます。

もしかしたら、会社内で意見が分裂しているのかもしれませんね。






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