何故有効成分たっぷりのコスメよりも、シンプルな材料から作るコスメの方が肌が元気になるのか。
それは与えすぎると肌が甘やかされて、本来持っている回復の機能が衰えてしまうからではないかと思います。
これはお肌のことだけでなく、例えばお薬もそうですね。
本来ならば自分の体の中に、「治癒の機能」を持っています。
でも常に外から与えられてしまうと、 「もう自分から働かなくっていいんだあ・・。」となってしまいます。
お金もそうですね。
何もしなくてもたくさん与えられてしまうと、「もう自分で働かなくって いいんだあ・・。」となります。
そして本来持っている力を発揮できない、ということになります。
私はお肌に関する不安を、コマーシャリズムにあおられて踊らされて・・・。
どんどこどんどこ外から与え、結果肌の生気を奪っていたのでした。
でも。
それでも高い化粧品、老化防止の機械、そして整形などが悪い、とは思いません。
そういうものがあることによって、心に安定感がもたらされてハッピーになるのであれば・・・。
それはそれでいいことだと私は思うんです。
要は幸せになれればいいんです。
ですが、それなしではいられない肌になって、 さらに何を使っても満足いかず放浪して浪費して・・・。
結果アンハッピーになるのであれば、少し発想を変えてみるのもいいかもしれません。
でも、いきなり発想の転換をするのは難しいかもしれないですね。
例えば・・・日頃から「世間的評価」「ブランド名」「流行」などで判断して何かを選ぶ傾向がある場合。
「自分は何を良いと思うのか」をしっかり考えてこなかった場合は、ちょっと難しいです。
大事なことは・・・「自分の肌のチカラ」「肌には本来はもっと生命力がある」ことを信じることです。
いろいろ試してみて「これは自分にとっていいい。」「これは自分には合わない」 という判断を自分自身で下す。
そして自分の判断を信じる。
いずれにしても「歳をとると必ず乾燥する」「たるむ」という、思い込みから自由になれることはハッピーです。
「なあんだ。みんなが言ってることは思い込みなだけなんだ。」ということは、他にもたくさんありそうですね。
ひとつずつそうした擦り込み・思い込みを外していけばいくほど・・・。
ハッピーは際限なく増えていくのではないかと私は思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました!