今日は11月定期本番。
今回の定期の違うところは、今回、広島で演奏し、
あさってには、また東京で演奏する。ということ。
要するに、今回の定期は東京公演もあるのだ。
今回の道義さんの要求。
2楽章の、あのフレーズを、私は全くのソビエト時代の、
寒々しい、ほんとに生きていくのもつらい状況の中の
老人の心境・・みたいなイメージでいた。
のだけど、道義は違うイメージだった。
そこは、”水彩画ではなく、生きた人間がいるような絵に”
といった。
もっともっと、人間の生命力を感じさせる演奏を求められた。
うん。まあ、それはそれでわかった。
例え、自分の中のイメージとは違っても、
オケプレーヤーは、指揮者の要求するイメージに添えるように
努力せねばならない。
そこがまた面白い。
自分のイメージとは違うことを要求されて、できるかどうか??
そこが、挑戦であり、そこで悩むから、音楽の幅も広がる。
道義さんには、いつもそういう意味で、いい勉強をさせてくれる。
本番は楽しく演奏できたけど、道義さんのイメージに添えたか
どうか?は不明。