帰ってきたマサラムービー"Robot " | flighty life

帰ってきたマサラムービー"Robot "

先日、仕事の関係でインド映画「Robot」を見に行った。
インド映画と言えば、当時知る人ぞ知る、くだらなすぎる素晴らしく元気な映画、
「ムトゥ 踊るマハラジャ」という作品が10年ほど前にあった。
渋谷のどこだったか忘れたが、そこの映画館でしかやっていないとかそんなんだった。
あの、ゴキゲンっぷりは、なんというか非日常的すぎて疲れも吹っ飛びますよ、奥さん。



そう、あの映画の主役である”スーパースター”ラジニカーントさんが"Robot"で帰って来たのだ。
こりゃ行くしかないよ!!!
しかも、今度はこんなフューチャリスティックになって帰ってきたんだもの!
思えばムトゥも15年近くも前の映画であり、
当時だってラジニカーントさんは立派なおっさんだったのに、
なんだかんだもう70歳とかになっちゃうんじゃないの!?と思いながら
期待に胸を膨らませ、仕事関係の人々と新宿バルト9へ向かった。
渋谷と迷ったのだけど、新宿へ。
ちなみにこの夜、渋谷で恐ろしい通り魔事件があったのだ。

さておき、Robotでのラジニカーントさん、二役演じてるというではありませんか。

み…みごとに歳を感じさせない!!
アホっぷりにも拍車がかかり、映像技術もハンパないw
マイケル・ベイのトランスフォーマーをおちょくるような
トランスフォーム(変形)のCGI映像はドハデでなかなかの見もの。
(実際最後の方でRobotが展示されているシーンの奥に
トランスフォーマーのバンブルビー的な展示物も…)

暴走し出したロボットの虐殺っぷりも全く遠慮なくバンバン人間がなぎ倒される。
歌って踊ってな部分も相変わらずで、サウンドこそハードでグルーヴィーな
今時ダンスミュージックであるものの、
その根底にあるコンセプトは「ムトゥ」そのものww
アホで、くだらなくて、ダイナミックなRobot、
なんと原作は3時間もあるそうな!!!日本版も2時間半もある!!
4時間もあんなの見てられるかわからないけど、
不思議ともう一度観たいと思ってしまうから、4時間でも観てみたいような気も…。

もう、何の期待もせずにダラっと観て笑いたい人にはおすすめ!

しかし、映画のインド人の生活のセレブっぷりと言ったら、
きっとカーストはバラモンですよ。リアルマハラジャ!

It was cheesy, dynamic, ridiculous but hilarious!!
映画の言語はタミル語(と思われる)と英語ごちゃまぜで、これまた面白い。


Cheers!!!

ちなみに、これを書いている今日の時点で、
完全版を渋谷で公開するらしいとの情報をつかんでしまった…。くやしい。