長く空いてしまいましたが
芝居の間更新で今回Part3です‼️
前回の復習
・表現には変化を付ける要素が大きく分けて6つある
「高低」「強弱」「緩急」「遠近」「間」
・普段人は無意識にその6つの変化を付けて生活している‼️
ザックリあげるとこの二つ
そして今日の本題…
それをどうやって使いこなすか‼️
ここで悩んでいる人は一番聞きたい事じゃないかなぁ?
というわけで早速いきましょう‼️
もう今日は結論から言います
この6つの要素を使いこなす方法は…
「演じる役として生きてみる」‼️
誤解を恐れずに言えば、これに尽きます
説明します
そもそも、6つの要素は全部あなたが表現した結果なんです
前回も少し変化の仕組みに触れましたが
普段「ここは声を高くして喋ろう」とか「間をじっくりおいて」とか考えることがありますか?
たまたま声が高くなっちゃったり、たまたま間が空いちゃったりしただけじゃないでしょうか?
僕は普段から考えて無いです
しかも、その変化に自分で気付くことは稀です
基本的に気付くのは自分以外の他人なんです
他の人から見て(聴いて)どうだったか?
という話なんです
芝居で言ったらお客様や演出家、共演者など…
でも、プレイヤーの方は経験があるかもしれませんが、演出家から「声を高くして」とか「間をとって」と言われることもあるでしょう
そうですね、だから変化させたいんですよね?
でも、そこでそのまま声を高くしたり間をとったりするのは「役」ではなく「あなた」ではないでしょうか?
と言うことは、芝居の最中に役じゃなくあなたが舞台上に立ってしまうことになるんです
お客様や演出家や共演者の前に唐突に役ではなくあなたが現れてしまうんです
それは、誰も望む結果ではないでしょう
だからこそ、結果だけを変化させるのではなく
「役が感じているものを感じる」
つまり「役として生きる」‼️
極論これで良いのです
余計な不安や思考を挟まずに生きていれば基本的には筋の通った表現が成立するのです
それでも演出家が変化を要求してきたら
結果を変えるのではなく
感じ方を変えてみましょう‼️
感じ方一つで表現は自在に変わります
表現の6つの要素は感じ方で変わるのです
・その時見ていたものを変える
・聞くポイントを変える
・触れ方を変える
・香りのイメージを変える
・感じている味の種類を変える
・そして空気の感じ方を変える
人は感じ方で生まれる感情が変わります
感情が変われば身体の状態が変わります
身体の状態が変われば表現が変わるのです‼️
横着してはいけません
必ずステップがあります
このステップを見逃さないように
注意深く作品と触れ合って下さい
そうすれば自ずと表現は変わります
まぁ、まずは役に集中する為にも身体を作って、台詞や段取りを覚えて、台本を読みまくり、稽古で感覚をたくさん使って感じましょう‼️
そして役に集中する環境を整えれば表現の変化は必ず起こります
芝居はそういうことの繰り返しです
難しく考えて不安を大きくする前に
動いてみましょう‼️
きっと、多くのことをやり尽くせばあなたが出せる最高のパフォーマンスに辿り着ける筈です
以上が芝居の間の内容になります
最後までお付き合いいただきありがとうございました‼️
なかなか難しい所から拾って始めてしまったので
長くなってしまいましたが、またこんな内容を書く時はもう少し計画的に始めます(汗)
見てくれていた人も結構いらっしゃる様だったので、とても励みになりました‼️
ハトブレではこういう内容も色々な角度で教えています
また興味がある方は質問や
もし参考になったら、是非稽古場に遊びにきて下さい
コメント残してくれれば、必ず返します‼️
ハトブレのサイトのメールフォームでも対応しますので、恥ずかしかったらそちらでも‼️
そして、何処かで一緒にお芝居がやれたら良いですね
いや本当に最後までありがとうございました