種類が豊富なものにそそられる。幼少の頃、32色のクーピーを買ってもらった時などそれを何時間眺めたことか。うまい棒
を買ったコンビニでベビースター日本味めぐりを見つけた。一度会計を済ませて、振り返るとそれがあり、手に取ってまた並ぶ。10種類もあるとゾクゾクする。ムラムラさえする。
沖縄ソーキそば味:南から順に。実際のソーキそばの味を思い出せない。平べったく白い麺は何となく記憶にある。パッケージの裏に説明があり、ソーキそばはとんこつダシであることを知った。
福岡とんこつラーメン味:特有のくさみが強いような。紅しょうがやにんにくの味もするような。しかと、とんこつラーメンが口に広がる。
広島お好み焼き味:鉄板で焼いたような固さが感じられた。褐色で香ばしい。「お好み焼き味」ということはもはや麺がメインでないわけで。
北陸かにラーメン味:まさしくカニだ。少し味が薄いのが残念である。ここまで忠実に再現して、と思ったがしかし、カニラーメンなるものを食べたことはなかった。
名古屋味噌煮込みうどん味:独特のみその風味がある。うまいのかまずいのか判断できない不思議な味だ。これが八丁味みそなのか。うどんということで麺は太く、煮込まれてどす黒い。
静岡富士宮やきそば味:朝霧jamの名物でもある富士宮やきそばは、蒸して柔らかめの麺が有名だが、ベビースターではそれはどうにも再現できない。冠のつかないやきそばである。ソースの割には色が薄い。
東京しょうゆラーメン味:プレーンのベビースターと変わらないではないかと、そう思った矢先に辛さが残る。コショウだろうか。昔ながらのラーメンの味と思えなくもない。
東北喜多方ラーメン味:まず、福島とせずに東北と広域に広げたのはなぜだろうという疑問が湧いた。シンプルなしょうゆ味で麺が平たい。パッケージにて、喜多方の人が朝からラーメンを食べるという豆知識を得た。
函館しおラーメン味:東京しょうゆ同様に、これも普段の塩味と大差がないように感じる。ダシが濃いかも知らん。ここまで食べて、味はしょうゆ、みそ、塩、とんこつ、ソースが各2種類ずつあることが分かった。
札幌味噌ラーメン味:北海道からダブルエントリー。パッケージには濃厚なみそ味とあって、たしかに普通のよりもまろみがある。バターの味かと思われる。