マルチネスが序盤で降板になり、しかも相手はエースの黒田とあっては、それはもう早々に気持ちを明日に切り替えていた。勝てるわけがないと思っていると、その黒田の調子が今一つでビッグイニングを作る。阪神の調子が落ちてきて差を縮める。次の直接対決でプレッシャーをかけたい。

中日はやはり1,2番で二遊間、アライバなのだ。安定感のある井端は言わずもがなとして、ここにきて荒木がのってきた。真骨頂の固め打ちで駿馬モードである。守備でも攻撃でもこの二人がかき回すことで、細かいジャブを当てる。ムラッ気をなくせば、いやまとまってしまうと魅力が。かわいさと憎しみは紙一重。