急にタイヤの空気が抜けてきて、ギアの調子も芳しくないので自転車店へメンテナンス。愛車はそれなりに値段が張ったが、決して高い買い物ではなかった。重宝している。たまには手入れをしてやらないと。
いかした自転車を捜し求めていた時、目に付いたのがこのエメラルドグリーンだった。チューブにあるロゴbianchiを見て「このビアンチって格好いいねえ」と店員に言うと「ビアンキは老舗のイタリアメーカーでクオリティが高いですよ」とやんわりと訂正された。購入後、意地で「びあんち号」と命名する。
それ以来、移動手段はなるべく自転車になった。その気になればどこだって行ける。ただ、色がグリーンキャブと酷似していることに気づき、信号待ちで並んでしまうと恥ずかしかったりする。
帰り道はギアがスムーズ、タイヤの空気圧も高めで原付を煽る。緑のタクシーとは離れて走る。