痴呆に対する恐怖がフツフツと沸きあがっている。体力・能力の低下、細胞の不活発が実に怖い。良い年のとり方というものもあるだろうが、基本的に衰えることには変わりない。その中で如何に受け入れられるか。ブンレツグランマと身近に接していると、言ってしまえば醜悪に向かう性格が、自分にも訪れるのかと思って落ち込む。長寿を望まないにしても、基本的に生への執着心は誰にでもあるだろう。なければ自ら決めればいいのだから。長い絶叫マシン。10余年前は終わりがないように感じられた。スリルを楽しむユーモアを。