【八ヶ岳高原別荘便り・山便り】今年2回目の「天女山」と、はじめて登った山「飯盛山」へハイキング | 編集者福田清峰の八ヶ岳南麓田舎暮らし 天使のように大胆に悪魔のように繊細に 八美里ファームと実践出版塾と

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八ヶ岳南麓で田舎暮らし。「森の中に暮らす生活」を楽しむ「八美里ファーム」におけるDIY、八ヶ岳周辺の大人の散歩道、主宰している八ヶ岳自然教室のことなどもを紹介。「5年愛される本づくり、そして10年愛される本づくりへ」をモットーに書籍を編んでいます。

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2013年8月10日

1年に同じ山を何度も登る(登山・ハイキング)ことなんて、本当に久しぶりです。
その昔、トレーニングを兼ねて、八ヶ岳を1年を通じて、すべての月に登っていたころをのぞけば、ほとんどないかもしれません。


前回(【八ヶ岳高原別荘便り・バードウォッチング】鳥たちの楽園と星空を見に、1年半振りの山小屋へ)に引き続き、夜中の天女山に登ってみました。

前回に比べると、登りも下りも時間がかかりました。
今回は農園作業用に長靴を新調したので、その長靴で登ってみました。
はじめて履いた長靴だったので、ちょっと歩きにくかったのと暑かったのが原因かと思われます。
とにかく、暑さに負けてしまいます。


下から25分。
1時50分にスタートして、2時15分山頂着です。
下りも25分、山頂にいたのは10分程度でした。

夜登るのもまた、気が引き締まって、気持ちがいいのですが、夏はヘッドライトに虫が集まるのが気になります。

 

 

天女山:標高1,529m
・所要時間:1時間
・本年度登山数:4+1=5
・本日の登山標高計:1,529m
・本年度登山標高計:3,933.4m

 

 

2013年8月11日

はじめて登った山といえば、野辺山高原にある飯盛山です。


こちらは、獅子岩からの登山道から見る飯盛山です。




子どものころに小海線の線路を歩きながら、青空に映える南アルプスや秩父の山々にかかる真っ白な雲を見て、あの山に登って、あの真白い雲の中に入ったら、雲を食べるのかな?って、父と母に尋ねたことがありました。

父も母もどうだろうね?
と言って、今度お山に登ってみようとなりました。
それが、家族と登った飯盛山でした。
飯盛山は標高1,643mですから、それほど雲に覆われることはありませんが、尾根筋の終わりにこんもりある山なので、下の平沢牧場からわき上がる雲に包まれることがあります。
雲の中に、はじめて入ってみて感じたこと。
あれ?
ふわふわしていないし、おいしくもない。

単に、霧の中……あまりにあっさりとした夢のくだけ方に、正直びっくりしました。

こんな思い出の山、飯盛山にまた登ることができた幸せに、感謝します。


山頂は、お昼時は混雑しますが、ほんの少し待てば、みんないなくなってしまいます。




こちらが今回の地図になります。
青い線が往路、赤の線が復路です。
さわやか信州旅.netさんの地図をもとにしています。




山頂から南西方向を望みます。
眼下には、上の地図にはありませんが、平沢牧場が広がります。




上の場所の少し横の出っ張った場所でジャンプ!




こちらは頂上から北西方向を望んでいます。
トンボとアゲハチョウが群れで飛んでいました。




下山路は平沢登山口を選びました。
清里に下るにはこちらの道になります。
今回は、途中から平沢牧場をまくように歩いて、道路にでます。
そこから、道路を獅子岩に戻ってみることにしました。
正直、このルートを登ってくるのは大変です。




平沢登山口への道もよく整備されています。
線路のような気持ちのいい道です。
遠くに八ヶ岳を望んでいます。




獅子岩もこちらの平沢牧場側も、きっちりハイキングマップが設置されていて安心して登れます。




平沢登山口側から見た飯盛山。
やっぱり、こんもりお椀をひっくり返したような形をしています。




夕飯の残りのロールキャベツを温め直して、保温ジャーに入れて持っていきました。
とても温かく、美味しくいただけました。
夏に保温ジャー? と思われるかもしれませんが、夏でも冬でも温かいものを食べたければ、保温ジャーです。
しっかり加熱して、保温ジャーに入れて持っていけば、痛むこともありません。




そして、たくさんの梅干しから塩分補給ができるように小さなおにぎりをつくりました。
大きなおにぎりだと、2つぐらいしか食べられないので、梅干しも2つしか食べられないことになります。
小さなおにぎりなら5~6個食べられるので、それだけ梅干しが食べられます。
これに、切れたのりを持っていて、まいて食べます。




この時期に、飯盛山に登る最大の魅力は高山植物に手軽に出会えることです。
そして、蝶がたくさん舞っています。

花の名前に強くありません。
これから、花の名前も勉強していきたいと思います。
間違いも多いかもしれないので、お気づきの花がありましたら、お知らせください。


ダイモンジソウです。




アザミです。




ニッコウキスゲです。




シモツケです。




フウロウソウです。




これわかりません。




キンポウゲです。




オオバギボシです。




オヤマソバです。




ガクアジサイです。




ツリガネニンジンです。




これわかりません。




コアジサイです。




ワレモコウです。




ヤマハハコです。




孵ったばかりのセミに出会いました。
まだ、色が透明な部分を残しています。
飯盛山の登山道は、セミがたくさんいました。
それでも、例年より少ない気がしました。




カワラナデシコです。




クルマユリです。




マツムシソウです。




富士には月見草がよく似合う。
ツキミソウです。




オオヤマフスマです。




八ヶ岳の我が庭(Etoile de midi)にもたくさんあったのですが、最近はめっきり数が減ってしまった、フシグロセンノウです。




緑の松の実と松ぼっくりがなっていました。




ウツボグサです。




イブキトラノオです。




これわかりません。




ハナウドです。




ジャノメチョウです。




これわかりません。




ヤマブドウがなっていました。




これわかりません。




コナラの葉が光に輝いてキレイです。





ノイチゴです。




これわかりません。




アシナガバチの巣がありました。




天然の百日紅の花です。




盛夏!
雲が出ても、夏の日差しが、その隙間から降り注ぎます。



 

【行程】
獅子岩(10:30/10:45)⇒ 飯盛山 (11:51/12:35)⇒ 平沢牧場経由道路(13:50)⇒ 獅子岩(14:30)

 

飯盛山:標高1,643m
・所要時間:1時間
・本年度登山数:5+1=6
・本日の登山標高計:1,643m
・本年度登山標高計:5,576.4m

 

 

・小さめの梅干しのおにぎり+のり(1人当たり6個)
・夕飯の残りのロールキャベツ
・チョコパイ
・水:1,000ml(1人当たり)
・お茶:500ml(1人当たり)

 


帰りに、野辺山にあるJR最高地点を訪れてみました。
その昔は日本国有鉄道最高地点でした。
つまり、JRのなかで一番標高の高いところポイントです。




その脇にあるJR最高地点の喫茶店でブルーベリーサンデーを食べてみました。
これがなかなかの美味です。





やっぱり、山の花の図鑑がほしいです。

新ヤマケイポケットガイド3 高山の花
永田芳男
4635062635 


山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
畔上能力 門田裕一
4635070212 


これにしようかなー。
八ヶ岳を中心に動いているので、これでいいかも。

八ヶ岳・霧ヶ峰 植物手帳 (大人の遠足BOOK)
新井 和也
453307118X 


こちらは南アルプスの山単位であります。
この本を発行したことにものすごい編集者魂を感じます。

夜叉神峠鳳凰三山の高山植物 (歩きながら覚える)
芦安ファンクラブ
4897108616