川越カントリークラブ(6,037ヤード/中コース×東コース)
郵便:355-0008
住所:埼玉県東松山市大字大谷4189
電車:東武東上線東松山駅からクラブバスで15分位、またはタクシーで約2,100円。
道路:関越自動車道・東松山ICから熊谷東松山道路を熊谷方面へ。
森林公園南口で右折し、標識にしたがってコースへ。
電話:0493-39-1261
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□ 福田清峰の愛したゴルフ場 ■
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距離が短めの上品なコースです。
ですが、甘くみると、痛い目にあいます。
すべてのコースは丘を越えて、これがここ川越カントリークラブの基本です。
ちなみに、中コース、2番ホールはは399ヤード、PAR4です。
池を越えて、カート道を越えて、丘を越えて……およそ230ヤード強を高めの球で飛ばさないとスコアメイクに苦しみます。
クラブハウスはしっかりした重厚感のあるいいつくりです。
車付けに横からしか入れないのが面白い感じがします。
寒くなってきたので、コースにもタイガーウッズモデルのアウターを着ていきます。
浴室が1階にあるので、ロッカーは1階がメンバーさんです。
ビジターの方はB1に降ります。
ロッカールームはきれいでゆとりがあります。
ストレッチスペースも広いです。
ほかにも無駄なスペースがやたらとあります。
中コース、1番ホールは、奥武蔵、秩父の山々を見ながらの打ち下しでスタートです。
フェアウェイが狭い……。
コーライとベントをそれぞれ2股のY字に振り分け、その中間に樹木を配して1グリーン風の趣きをもっている中コースの特徴だそうな。
こんなに細い木が1本(この木が2股に分けている木ではありませんが…)あるだけで、本当に攻めにくい。
ものすごく邪魔…ということは、よく計算されています。
本日は無風なり。
かつての名プレーヤー中村寅吉さん、たくさんの名ゴルフ場を設計した発知朗さんと大竹敏郎さんによる設計です。
中村寅吉さんといえば、言わずと知れた、ツアー25勝、樋口久子さんの師匠としても有名です。
そして、65歳のときにシニアツアーで出された「65」のエイジシュートもお見事です。
中コースの5番ホール、いつもは258ヤードのPAR4と、ものすごいサービスホールですが、本日は270ヤードでした。
ここは打ち上げなので、実際に285ヤードくらいみておかないと、難しいかもしれません。
もちろん、ワンオン。
イーグルこそなりませんでしたが、きっちりバーディー。
気持ちいいです。
コブラのAMPドライバーが吠えてくれました。
何はともあれ、藤山一郎さんか矢野顕子さんの「丘を越えて」を歌いたくなります。
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丘を越えて行こうよ
真澄の空は朗らかに
晴れて楽しい心
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こちらのショートホールも最終的に、少し打ち上げとなるので、うまく落とさないとなかなかワンオンしません。
右にはたわわに実った柿の木が。
ランチは「山かけそば」。
地元埼玉の秩父そばを使用しています。
川越カントリークラブも地産地消のメニューが多いのが、素敵です。
おそばは腰があっておいしい!
秋の午後はつるべ落としの如く、落陽します。
こちらのショートもフェアウィは一切なし。
ワンオンしないかぎり、ちょっとしたマウンドからのトライになります。
川越カントリークラブのコース、とにかく気持ちいいです。
よくできています。
一見、とても簡単そうに見えますが…。
パーリーゲイツのキャップはお気に入りです。
池越えのショートホール。
向こう岸に届いただけではどうにもなりません。
しっかり乗らないと、コロコロ転げ落ちてきます。
左ドッグレッグの気持ちいい東コース、5番ホール。
うーん、飛ばせばいいってもんじゃない、攻め応えもあるロングホールです。
緩やかに右傾斜しているのがやっかいで、なぜか右にスライスしていくんですよね。
打ち下しのショートホール。
このホールも全体的に右傾斜……だから、打ち出しがどうしても右のサブグリーンに向いてしまうんですよね。
カラスが柿の木から取ってきては食べるそうですが、今年は豊作なのか、中のおいしいところ以外は残してしまうそうです。
メンバー専用サロンです。
メンバーさんを大切にしているコースです。
レストランへの階段の上がり口に、クリスマスツリーが飾られています。
ここは
中村寅吉さんのメモリアルコーナーがあります。
こういうのっていつまでも残してほしいです。
やっぱり、偉大なるゴルファーに対し、敬意を表することを、いちゴルファーとして、忘れてはいけないことだと思います。
神奈川にある伊勢原カントリークラブ にも、「中村寅吉ギャラリー」があります。
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