「ローマの休日」では袖をまくりあげたブラウスと共布のついた
ベルトつきのフレアスカート。
「麗しのサブリナ」では題名の通りの
サブリナパンツに、シンプルなコート、白地に刺繍のドレス。
「パリの恋人」ではモデル役で着ているオートクチュールの服の数々。
「シャレード」の細身のコート。
個人的にはスキー場でのあのウエアも、印象的。
もっともっとあるけれど・・。
と、並べてみるだけでも数えきれないほどのオートクチュールの
衣装をまとったオードリー・ヘップバーン。
このコーディネートはイーディス・ヘッド、とユベール・ド・ジバンシー
のオートクチュル衣装によってコーディネートされました。
ファッションの効果として、改めてみてみれば
彼女の個性的な顔立ち、とっても長い首、華奢な体つき、長身
といった個性を活かすように
どの服も実はシンプルなものが多かったりします。
ですが、ただシンプルなのではなく徹底的にカッティングに凝っていたり、
彼女自身が気にしていた部分をあえて見せる!といったアレンジで、
徹底的にチャーミングな女性が出来上がっている気がします。
確かに彼女にぴったりな洋服の数々は
50年近く経った今でも、まったく古臭いイメージは無く、逆に新鮮で
あったりしますが、絶対的にいえるのは洋服によって更に素敵な
彼女が出来上がってもいるけれど、やはりそれを着こなすオードリー
がまた、素敵な女性であったのも事実。
やはり改めて魅力的な女性。
清らかさや品性、センスとか愛らしさというものは一朝一夕に身につく
ものではないというのもうなづけます。
身に着けるものは本当にその人のイメージを左右する大きなもの
なのですが、やはりその人自身の魅力というのも外せない要素。
やっぱり、素敵に生きるにも
おしゃれになるにもレッスンは必要な気がします。
おしゃれになるには・・・
また次回にでも。