じゃんけん大会で勝って、うちにやってきたカブトムシ。
オスを「カブト」メスを「かぶみ」と名付け、飼っていました。
餌のゼリーにがっつく「かぶみ」
「カブト」と「かぶみ」うちにきた初日は、激しくけんかしており、
朝起きて様子を見ると、「かぶみ」が写真のような状態で、
「カブト」は諦めたのか、マットの中・・・。
こんな状態が続いたある日、
マットの中から、明らかに息絶えた様子の「カブト」・・・
ひっくり返って、足の先だけマットから少し覗いていて・・・
ああ、これは・・・かわいそうなことをした・・・
そう思って、深夜に「かぶみ」を外へ逃がしてやりました。
逃がしても、長く生きられないかもしれないけれど・・・と
でも、外でカブトムシらしく生きてほしいと思って。
そして、翌朝・・・
「カブト」!!!!
生きてたのね!!!!
まさかの真夏のホラー!!!!
本当に、びっくりしました。
でも、さすがにあまり食べていなかったので、よたよたしています。
すぐに、マットの中へ戻っていく始末。
数日間、ゼリーを与えながら様子を見ていると、
ある夜、籠の中でバタバタと羽を広げ、動く回る「カブト」!
よし!
ベランダから、えさの入った木ごと外へ出してみると、
しばらくしてから、羽を広げて、羽ばたきました!
上へ、上へ。
私は見えなくなるまで見送りました。
さようなら。
命いっぱい生きるんだよ。
今日は、そんな夏の一コマ。