名古屋めしの一つ、台湾ラーメン発祥のお店である味仙にいってきました。
中国台湾料理 味仙 今池本店
http://www.misen.ne.jp/
名古屋発祥なのに、なぜ台湾ラーメンなのか。
札幌ラーメンとか和歌山ラーメン、博多ラーメンなど、いわゆるご当地ラーメンは全国に存在しますが、名古屋には名古屋ラーメンと言われるものがありません。
その理由はきしめんや味噌煮込みうどん等のうどん文化があったため、ラーメンの発展が遅れたことがあるとされています。
しかし名古屋ラーメンと考えられるご当地ラーメンが全くないかと言えばそうではなく、それに該当するのがこの「台湾ラーメン」となります。
今から30年ほど前、味仙の店主であった郭明優さんが、台湾の担仔麺(タンツーメン)をベースに、辛く味付けしたものをつくったのが、この台湾ラーメンでした。
最初は従業員のまかない用だったらしいのですが、そのうち常連さんから「食べさせて欲しい」という声があがり、メニューに加えられたと言います。
台湾人がつくったから、台湾ラーメンという名前をつけたそうですが、鶏がらベースで唐辛子がたくさん入ったこの激辛ラーメンは、80年代後半の激辛ブームに乗り、全国で有名になっていきます。
店内に入るとお店は混雑しており、人気がうかがえます。
1人だったのでカウンターに座り、台湾ラーメンを注文。
こちらが台湾ラーメン、630円。思ったより量が少なく「?」という感じでしたが、食べだすと激辛で汗が止めどなく吹き出します。
辛いのは好きなので、美味しくいただきました。
ただ個人的には、蒙古タンメン中本の方が好きかも知れない。。。。
量的にも結果的にはちょうど良い分量でした。手羽先も有名らしいので、今度また機会をみてチャレンジしたいと思います。