2014年2月1日 福井県九頭竜川のサクラマス解禁
私はその3日後の2月4日(火)AM9:30、夜行バスに乗って福井入りしました。
富山、金沢を通過するその途中、休憩で立ち寄ったサービスエリアは
もの凄い吹雪で、予定している短い滞在時間の中で
釣り…成立するかしら…？爆。とさえ危ぶむほどでした。
前回、落ちアユのシーズンに福井に行った時に大寒波が到来、
福井県で初雪が観測されたのはついこの間のこと…
アユは予定通りしっかり落ちているのに、水温急低下で肝心のシーバスの気配はゼロ…
あたしが福井をあとにした翌日からは、水温の安定からかぽつぽつ釣れ始めたとか…。爆
どうしてあたしが遠征すると雪が降るんだろう…笑。
思えば、遠征して天候に恵まれたことはあんまりない。笑
完全にシケメンならぬシケガールの称号をいただけそうだ。
今回も前日までは、深夜でも13℃あるほど、異様な小春日和だったそうで…
あたしが福井行きのバスに乗車した晩から急激に北風が吹き始め…
明け方にかけて猛烈に雪が…。笑
完全にアウェイの洗礼。九頭竜川の洗礼です。
でも今回も九頭竜川ガイドを務めてくれたBURNS代表の田行さんに言わせると、
「これが本来の九頭竜川、サクラマス解禁の光景」だそうで、前日までの陽気が例外だったのだとか…。
あたしも事前情報では、深々と雪が降る中、かじかむ手を擦りながら
ひたすらキャストし続ける…ていう「忍耐の釣り」と聞いていたので…
気合い十分（防寒バッチリ+貼るホッカイロ大量w）で準備は万全だったのです。
なので、一面銀世界&吹雪を目の当たりにしても、臨むところだ～!!!!って^^
ただ、爆風すぎて釣りにならないパターンだけはどうかご勘弁を…苦笑。
BURNSに到着すると、中西くんが待っていてくれました。
前々からずっとお会いしたいな～と思っていたアングラーさんのひとりだったので
「わー！中西くんだー！写真とおんなじーー!!!!」って冒頭から大騒ぎしてしまいました。笑
第一印象は、さぞかし変な女と思ったことだろう…。
ご挨拶もそこそこに、さっそく着替えを済ませ、いざ九頭竜川サクラマスへヾ(๑╹◡╹)ﾉ"
「九頭竜いっくぞーーーーーっ♪」
思ったほどの雪は無く、ポイントにエントリーする道もさほど悪路では無かった。
が、しかし･････
ホッとしたのもつかの間、土手を登ると猛烈な爆風が…www
とりあえずやってみよー！とキャストを始めたものの、真横からの突風で
いくら飛ばそうとしてもルアーは失速して手前にぽちゃん｡｡｡泣
9㎝ミノーでは勝負にならず、風を背負えるポイントに移動する事に…。
今回使用したのはBURNS Nines
どうしてもこのルアーで釣りたいー!!と意地っ張りはあたしに、ここでバイブレーションという選択肢はありませんでした。
サクラマス用のバイブレーションも随分発売されていると聞いたけれど、
あたしにはどうしてもミノーで釣りたいなぁ～という想いがあります。
「そんなちっちゃいプライドみたいなもん、くだらん！」と言われ方もいるかも。
いいんです、釣りたいルアーで釣りたい、それがその人の"楽しい"なのであれば、考えは人それぞれじゃない？って思うから^^
移動したポイントで、前回の九頭竜川シーバス遠征でお会いした谷口さんと合流。
飲み会の時は"高知アカメ談議"で盛り上がったのを覚えています^^
ポイントに入らせて貰い、今度はウエーディングで釣っていきます。
水温は約３℃だとか…。（冷たい…笑）
でも、初めてサクラマスを狙っている高揚感や、楽しくおしゃべりしながら釣りが出来ていたので、寒さはほとんど感じませんでした^^
サクラ師の先輩方からは、もっとマジメにやれ!って怒られちゃうかもしれません。苦笑
それくらい楽しんで釣りができていました。
ペス君は今回、ボス(田行氏)に親衛隊を命じられたという。何から守ってくれるのか? 笑
「すっごい楽しいーー!!!!」
田行さん自らご指導♥ サクラマスの習性や着き場、その釣り方など色々な事を教えてくれます。
でもね、そうこうしているうちに雲行きはどんどん怪しくなり…
実は辺りの景色は一変してるんです。
見てください、この景色･････真っ白（笑）
超!! 猛・吹・雪!!!!!!!（爆笑）
視程何メートルだろう…？爆笑 雪だるまになりそうな吹雪です。
と…思いつつ背中から風を受けながらキャストを続けていたら、気がついたら…
本当に雪だるまになっていたらしい（爆笑）
"ゆき"だるマンになっちゃったー!!!!笑
背中やばー!!!!爆笑
おもしろすぎてずーっとゲラゲラ笑ってました。
とりあえず吹雪すぎてギブアップ、しばしの休憩タイム。
ふぃ～～～ さみぃ～～～～ ♪
左から谷口さん、ちょん、田行さん
田行さんがめっちゃ笑顔でピースしてる貴重なお写真w(●′艸'●) ～♡
そしてペス西君、田行さん、ちょん♪｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡ ゜
午後も釣りはしたけれど、サクラマスさんはそうそう簡単には釣れてくれないですよね。
簡単だとは思ってないけれど、シーバスとはちょっと違う感覚で釣りをしている分、
内心は（これで合ってるのかなぁー…??）って半信半疑で竿を振っている感じで…
半信半疑というか不安なまま竿を振ってるの。モチベーションを保つのがちょっと大変。
初めて挑戦する釣りはどれも、何本か釣れて（あ～、合ってるんだ～。ホッ）って実感できるまでそんな感じだけど、
サクラマスのような渓流のお魚は今までほとんどやったことが無いので、なおさら｡｡
普段川でシーバスを釣るとき、いろんな釣り方をする人がいるし、ポイントにもよるけれど、
あたしはどちらかというと"巻かない"が好きで、一番慣れ親しんでる釣りは
川の流れもそうだし、港湾の潮の流れ、磯でも、泳ぎすぎないように泳ぎすぎないように…って意識してやってる事が多いので…ダウンストリームでブリブリ泳がせながらミノーを引いてると何だかすっごく気持ち悪くてですね…。苦笑
（本当にこれでいいのか…？すっごくブリブリしているけど本当にこれでいいのか…！？）って
頭の中では葛藤しながらキャストを続けていたので…その疑心は釣れるまで拭えないものとは思うのだけど｡｡
結果を言ってしまうと、今回の遠征では残念ながらサクラマスを手にすることはできなかったので、"正解"なのか"不正解"なのかは未だ謎のままなんですが…。笑
でも同行してくれている先輩方が、あたしのたどたどしいアクションを見ながらも「大丈夫だよ～釣れるよ～！」と言ってくれるので、
今はひたすらそれを信じて、その日がくるまで投げ続けようと思っています。
それにしても九頭竜の景色は本当に地元岩手の町の景観を想わせる、大好きな景色。
あたしが生まれ育った盛岡にも、北上川や雫石川といった一級河川が市街地を普通に流れていて
護岸整備されていない自然のままの河川敷が当たり前のように在って、
上京する以前は、鮭やマスが溯上するのが当たり前だと思っていたけれど…。
今ではその尊さをもの凄く感じていて、初めて福井を訪れてからまだ2回目ですが、
来るたびにこの景色に故郷を見、何だかもう第二のふるさとのように思ってしまっています。笑
福井のよい所は、"人"がみんな温かい^^
そりゃあ、中にはとんでもない悪人もいるのかもしれないけど。笑
あたしが出逢った方はみんな温かくて、もう帰りたくない～って思っちゃうくらい。
今回も、再会できた皆さんと釣り談義に華が咲き…^^竿を振っていない時間も充実していて、とっても楽しくすごす事ができました。
皆さんとの再会のお話は、また次の記事に書きます^^今日はここまで。
BURNS事務所に戻ってからも止めどない釣り談議♪
高知のアカメ話や遠征の話で盛り上がりました^^
では、続きはまたあとで。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました^^♥