プライベート・バンカーが、ベンチャー起業家へ | いっちゃんのひとり言

プライベート・バンカーが、ベンチャー起業家へ

今回は、株式会社アドバンスト・メディカル・ネットワーク(AMN 代表取締役会長兼CEO の北出高一郎氏をご紹介します。


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北出氏との出会いは78年前。

日本を代表する富裕層、株式会社武富士の創業者である故・武井保雄会長主催のクリスマスパーティで、武井会長からご紹介頂きました。

北出氏は、日本において外国為替ディーリングルームの設立やコーポレート・ファイナンスに携わり、プライベートバンク部門のマネージメントの経験も長い方です。

多くの資産家たちと出会い、知己を得てきた北出氏は、
シティバンクのプライベート・バンカーとしても数々の実績を残され、金融業界にその名を轟かしてきました。

豊富な経験に基づく的確な仕事ぶりと、国内外に広がる人脈に対する信頼度の高さには定評があり、一度はリタイアを考えた北出氏を、友人たちは放っておきませんでした。

北出氏は、世界最大級の米系金融機関で30年以上のキャリアを積んだ後に独立。

2007
3月、株式会社アドバンスト・メディカル・ネットワークを設立。エビデンスに基づいたレーシック専門の医療供給体制を確立されました。

超一級、超一流…、何と称したらよいでしょう。並々ならぬ才能をお持ちの金融マンが、ベンチャー起業家へと転身したのです!

日本ではコンタクトや眼鏡が主流で、いまだ黎明期にある日本のレーシック市場に元金融マンの北出氏がビジネスのターゲットを絞ったのです。

眼科医療機器リーディングメーカーであるAMOジャパンと連携することにより、世界最先端の医療情報とネットワークを駆使。

卓越した医療支援サービスを医療機関に提供し、お客様(患者)中心の医療サービスを実現しました。

皆さんもご存知のように、銀座の某クリニックでレーシック手術を受けた患者が失明するという痛ましい事件は、記憶に新しいと思います。

この事件は、器具の洗浄など基本的な衛生面の不備が原因でしたが、レーシッ手術は危険なのでは…と、業界にアゲインストの風が吹きました。

しかし、今やレーシック手術は、松坂大輔やタイガー・ウッズをはじめ、スポーツ界を牽引する選手たちをはじめ、NASAの宇宙飛行士も受けています。

先日、高輪にある北出氏が経営サポートするクリニックを訪れると、素晴らしい設備環境と、高級感あふれる内装が印象的でした。



富裕層をターゲットにし、充分なカウンセリングをメインにしたクリニックは、瞬時に患者の不安な気持ちを取り去り、安心感に包まれていくのを実感致しました。

まさに、お客様の視点に立った経営ノウハウが息づいていました。

「資産をはぐくむ人脈という宝」

北出氏の理念は、人脈こそ最高にしてかけがえのない資産だと言います。


ビジネスでも、プライベートでも、他者をリスペクトして人の輪を大切にする。それが資産家に共通するスタイルなのだと。

ファーストヴィレッジの3つの行動指針の中でも、「人との出会いを大切にする」と謳っており、北出氏とは考え方が非常に合うので共感する点が多いのです。

私も金融業界の出身ですから、親近感も沸いております。

以前、ブログで書かせて頂きましたが、スター・マイカ株式会社代表取締役 水永氏も金融業界から転身。現在は、不動産事業で成功を収められています。

新しいスポットに目を向け、人脈、ノウハウをフル活用し邁進している方々を、私は心より応援したいと思っております!