思ったこと | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先日、サッカーEURO2020でイタリアが優勝し、

その後のニュースをテレビやSNSを見ていて思うこと。

 

 

 

 

イタリアが優勝し、その表彰式の時。

 

まず、決勝をイタリアと戦ったイングランドの選手たち一人一人の首に銀メダル(?)がかけられました。

 

しかし、イングランドのほとんどの選手が、

首にかけられたメダルをすぐに外しました。

テレビカメラの前で。

 

 

分からないでもない。


イングランド代表選手たちが首にかけたかったのは優勝のメダル。

準優勝では不服だったのでしょう。

 

サッカーのことはそんなに詳しくありませんが、イングランドと言えば強豪チーム。

優勝を狙い、実際に決勝戦まで勝ち残りました。

しかし…ホームでの決勝敗戦…。

イングランド代表選手たちの悔しさはいかほどだったでしょうか。

 

イングランドのサポーターたちもその気持ちは同じだったでしょう。

 

イタリア代表チームが表彰される前に多くのイングランドサポーターたちがスタジアムを後にし、

スタジアムはガラガラの状態に。

 

 

そういったイングランド代表選手たちとサポーターたちの態度を

“礼儀正しくない”

とイタリアではテレビやSNSで批判する内容のものをけっこう目にしたのですが…

 

 

 

イタリア人たちよ

 

同じ立場だったら

 

どうした?

 

 

 

 

イタリア代表選手は準優勝のメダルをずっと首にかけていたでしょうか?

 

イタリアサポーターたちは最後まで表彰式に立ち会うためにスタジアムに残ったでしょうか?

 

 

 

 

私的には

 

かなり疑問真顔

 

 

 

 

 

確かに、今回イングランド代表選手やサポーターたちが取ったこういった態度は

礼儀正しくはないと思うし、美しくないと思います。

 

 

 

 

私は小学から高校までバレーボールをしていました。

 

だから、スポーツって

もちろん勝ち負けも大切だけれど、

その過程だったりとか、負けてこそ学ぶものとか、

勝利以外にも意味があることを学びました。

それがスポーツだと。

 

 

私にとってスポーツとはそういったもので、

サッカーもスポーツの一つだと思うのですが…

 

 

多くのヨーロッパ人、南米人(?)にとって

サッカーって

スポーツの域を

超えてるものがあるよね滝汗

 

 

日本人の私にとっては

それが時々行き過ぎた行為にも見えるのです。

 

 

 

 

 

でも、今回のEURO2020、準決勝のスペイン戦でもキャプテン同士が笑顔でハグしていたりして、和やかなムードだったように見えました。

 

イタリア優勝決定後、表彰式の前にイングランドの監督とイタリアの監督がハグをしている場面は、

ジーンとくるものがありましたし、正にジェントルマンだなと思いました。

 

だから、今大会全てがスポーツマンシップに則ってなかったわけではないし、

むしろ、スポーツマンシップに則った素晴らしい大会だったと思います。

(イタリア戦しか見てないけど。)

 

 

 

でもね、今回のこのニュースをテレビやSNSで見て、ふと思ったのですよ。

 

日本代表選手と日本サポーターだったらどうしたかな?って。

 

 

 

あくまでも予想でしかありませんが…

 

日本人選手はすぐにはメダルを外さなかったのではないかなと思います。

日本サポーターの多くは最後までスタジアムに残ったのではないかと思います。

 

分かりませんよ。

分かりませんが、なんとなく。

日本人はそうするような気が私はする。

 

 

 

スポーツって、白熱してこそ面白いのだけれど、

お互いをリスペクトするスポーツ精神は忘れたくないものですね。

 

と…思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 


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