外来へ行ってきました | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

退院してから3週間。

昨日、ピピウの中心静脈栄養点滴や食事等を管理してくれているドクターのところへ行ってきました。

ドクターもピピウの成長に大満足してくれました。

退院から3週間で700gの増。

離乳食もぱくぱく食べ、腸がそれを吸収してくれています。


今日から点滴に繋がっている時間は今までより1時間マイナス。
計11時間になりました。
(ほぼ夜の間だけ。)

一日に必要なカロリーの20%を点滴から、80%を口から摂取していることになります。

NICUを退院した時は一日21時間点滴に繋がれていましたから、その時に比べるとかなり自由になりました。


そして体重と身長が、修正月齢(11ヶ月)の成長曲線に追いついてきました!
(現在、成長曲線の底辺に届くか届かないかの位置にいます。)

たしかに最近、腕と太腿が太くなってきたような…。
毎日のずりばいでの移動で筋肉もついてきているんでしょうか?


ゆっくりですが、ピピウには大きな成長です。


まだまだ点滴完全離脱までは時間がかかるかもしれませんが、少しずつ着実に…。



そして、離乳食について、ダンナがドクターに魚を食べさせてもいいかと質問しました。

現在、ピピウの離乳食の材料は…
米粉、
季節の野菜の出汁
出汁を取った野菜のペースト
肉(主に牛と鶏)のペースト
じゃがいものペースト
パルミジャーノチーズ
オリーブオイル
それらを混ぜたペースト状の物です。

一食200gほど。

それを一日二食。

プラス一日4回のプレゴミンという特別なミルクになります。

1回の量は150cc。
一日600ccになります。


で、魚ですが…

ピピウが魚が食べてはいけないというわけではないらしいんですが…

現在使用中のプレゴミンというミルクがかなりマズイそうなんです。

既に消化された状態のミルクだそうで、それはまだピピウの成長を助けるのに当分飲む必要があるそうです。

だから、どんどん離乳食のバリエーションを増やして美味しいものを与え始めると、プレゴミンを飲まなくなってしまうと…。

そういうわけで、当分代わり映えのないメニューで行くことになりました。



その後、廊下で会った外科の副医局長とも話していたら…
「プレゴミン、本当に不味いらしいからね。
美味しい物食べさせたら飲まなくなるよ。
こんなに小さくても舐めたらダメ。
子供は賢いからね。
ピピウ、まだ寿司はお預けだ。寿司
と。





いつから固形物が食べられるようになるのかまだ分かりませんが、
去年の4月には生きられるかどうか分からず、
去年の5月には一生点滴を続けていかないといけないのか、口から物が食べられるようになるのか分からず…
それが今の状況まで前進したわけですから、上出来です!

我が息子ながらすごい!

そして、今までも、今も、これからも、ピピウを治療、サポートしてくださる医療スタッフに感謝です。



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