本当に、ただ単に、つぶやきなので、読み流していただきたいのですが…
今朝、起きると、大変残念だなと思うニュースが世界中を駆け巡っていました。
英国EU離脱。
これから2年かけて、英国はEUと離脱協議に入るそうです。
ダンナが言いました。
大きな何かの終わりで始まりだ。
その言葉、すごくぴったりなのと、残念ながらすごくネガティブな意味にしか取れません。
英国のEU離脱は歴史に残る出来事だと思います。
英国はもちろん、欧州諸国への経済的影響も大きいと言われています。
難しいことは私には分かりませんが、ユーロがダダ下がりなことから私でも不安を覚えます。
日本には関係ないことのように思えますが、ユーロ不信による円高…日本の輸出も影響を受けるのではないでしょうか?
あと、今回、英国がEUを離脱する大きなきっかけの一つとなった移民問題。
確かに、移民問題は深刻な問題ではあるとは思いますが、EUから離脱して、移民を全てブロックすれば解決するような問題でもないと思います。
英国だけでなく、その他の特に西ヨーロッパ諸国はそうだと思うのですが、移民の労働によって補われている産業というのもなかなか大きいと思うのです。
残念ながら、どこの国にも外国人を嫌う人というのがいます。
合法的に、真面目に働いて、税金を納めている外国人でも、ただ外国人だからと言うだけで「私たちの仕事を奪う!」「税金を食いつぶす!」と考える人たちもいるのです。
イタリアにもそういった人はいますが、英国EU離脱という結果を考えると、英国ではそういった風潮が更に顕著になってきているのかもしれないなと感じます。
英国に合法的に滞在されている日本人の方や、その他の外国人の方が、英国に住みにくくなるようなことがなければいいのですが…。
戦後、ヨーロッパの経済の復活と平和のために誕生した欧州連合。
長い間そのリーダー的存在だった英国の離脱。
本当に、本当に、残念です。