問題はこれからだ | ほたるいかの書きつけ

問題はこれからだ

 選挙結果が出ましたね。予想通り、民主党圧勝でした。しかし、これも小選挙区の効果であって、比例代表のほうではそこまでは違いがありません。得票数が確定したら、そちらも合わせてちょっと分析してみたいと思います。

 さて、現時点で少しばかり感想を。
 自公の大物がかなり落ちました。麻生や安倍、森、福田あたりは通っちゃいましたが、酔っぱらい会見や「レイプする若者は元気がいい」発言した人や「産む機械」発言した人などじゃんじゃん落ちてくれました。落ちるのを見ることに喜びを感じてしまうのが、情けないというか寂しいというか、複雑な気持ちですが。自民党の次期総裁を誰にするのかが見所かな、と思います。ほぼ確実に総理にはなれないわけで、それでもやろうという骨のある人がいるのかどうか。
 公明党の「不敗神話」が打破されたのも良かったのではないかと思います。建前上政教分離していることになってますが実質は当然違うわけで、今後どう対応するのか興味深いところです。

 民主党もマトモなことも言えば「それはいかんだろう」という政策もあるわけで、そのあたり、どうブレーキがかけられるかもポイントだと思います。

 しかしなあ。党派に関わらず、小選挙区で当選した人が、「◯◯区の人々の良識が示されました!」とか叫ぶけど、実際は数千票の僅差だったりするわけで。それでまるで自分が良識の代表のような顔をされるのはたまらんですな。やっぱ小選挙区制は怖いですよ。

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そうそう、以前のエントリで書き忘れていたことを思い出したのでついでに。
 投票の際、自署式でやるのはもうやめませんかね。投票用紙に候補者一覧が書いてあって、それにマルをつける方式にもう移行してもいいんじゃないか。名前の連呼しかできないような人にはそうでないと困るんだろうけど。