make一発! | ほたるいかの書きつけ

make一発!

 いろいろ書きたいことはたまっているのですが、なにかと時間がなくて。
 昨今のニセ科学批判批判に絡んだ話もちょっと自分で書いてみて整理したいなという気はあるし、最近入手した各種文献も紹介したいのがあるし(『Hado』改め『Love & Thanks』うぷぷ11月号とか、EM比嘉氏の『地球を救う大変革』のマンガ版とか)、でもまあそれはおいおい。

 (以下、若干マニアックな話になります)

 職場では事情によりデスクトップ環境で linux と windows と両方走らせているのですが(dual boot じゃなくて、二台)、linux マシンの方が、一昨日ぐらいから異音を連続的に発するようになってしまったのです。10年分くらいのメールや各種原稿やデータが保存されているので、これが飛ぶとかなりダメージはでかい。元から hda error とかログが出てたので、そのうちヤバくなるだろうなあと思いつつ放置していたのですが(するなよ^^;;)、あの異音はさすがにヤバいだろう、と慌てて対処を開始。
 昨年購入して、諸事情により Vine をインストールだけして放置されていたものを持ってきた。これ、core 2 duo のマシンなんですが、いまの linux マシンは Pen4 なので、かなり性能アップ。
 Vine を入れてたのは使用者を考慮してのことだったのですが、自分が使うなら、x86_64 で動く方がいいやと思い、別のディストリビューションを入れることに。
 ところが、最近あまり linux の状況を追っかけてなかったもんで、デスクトップとしては何がいいのかよくわからんのです。で、別のところでそこそこ使っていたSUSE11.0を入れてみた。

 昨日の夕方からDVD焼いてインストールしても途中でコケて困ったとか、日本語でのインストールをあきらめたらうまくいったとか、まあアリガチなトラブルは色々ありましたが、めでたく完了。で移行作業を開始。夜のうちにデータ移行をすませ、今日はいよいよ環境構築。
 emacs はちゃんと skk が使えるようになってて「やった!」と思ったのですが(winでもskk使えないかな~)、mew のパッケージがない。やっぱSUSEは日本語弱いなあ、と思ったのですが、久々にいっちょやるか、ということで、mew のサイトからソースを落としてきて、展開してインストールしたわけです。実に久々、make一発!
 linux もどんどん自動化されて、rpm だの apt-get だの yum だの、ややこしいことを考えなくても使えるようになってますからね。そりゃ堕落もしますよ。(^^;;
 おまけに windows 上での作業量も格段に増えてしまったし。ああ、こんなことではいかんいかん。

 最大の問題は latex だったのですが、これもなんかやたら新しいバージョンのパッケージしかないようで、ネット上の情報を頼りに tetex からコンパイルしてインストール。途中、gcc がないだの bison がないだの色々言われて面倒ではありましたが、無事完了。なんとか使えています。

 tgif もあるし、ちょっとシアワセ。

 これを機会に twm に戻ろうかと一瞬思ったのですが、さすがにもうそこまでの根性はないな。昔、相当カスタマイズした .twmrc を持っていたのだけど(マウスをほぼまったく使わなくても作業ができるようにしていた)、異動の際にうっかりドットファイルをコピーし忘れて、異動先で気づいて慌ててPCの次の使用者に「コピーさせて!」とメールを書いたら、「もうフォーマットしちゃったよ」って早すぎるよ!
 それ以来、twm からは遠ざかっていますなあ。

 昔、どっかのサイトで「emacs+latex+tgifの人を old type と呼ぶ」なんて記述があって、まんまやん、と笑ったものですが、いまじゃ MS-Word でなんか書くことが増えてしまって、またそれに慣れてる自分がとても怖い。困ったもんです。