【妊活】パネルディスカッション 「家族を創る ~ Building a family 行ってきま | 妊活コーチ 松本亜樹子 オフィシャルブログ

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こんにちは。(^^)

妊活コーチの松本亜樹子です。

先週の土曜日、25日に、

掲題のパネルディスカッションに行ってきました。

パネルディスカッション
「家族を創る ~ Building a family」


著者のKen Danielsさんと、訳者の仙波由加里さん♪



このパネルディスカッションは、
1.出自を知る権利の必要性 AIDでうまれた方
2.AID親の会「すまいる」の経験から 清水清美先生
3.養子問題との関連 岩崎 美枝子先生
4.海外のAID制度とその課題 久慈直昭先生

と、さまざまな立場から、AIDを改めて考えるもので
また特別講演では、海外でのAID事情が語られ、
それぞれの講演では、うなずいたり、唸ったり・・・とにかく、とても深い内容でした。

午後にはクローズドの会議もあり、そちらでのディスカッションも
それはもう、エキサイティングでした。
という一言で、止めておきます。



岩崎先生のお話は、毎回、多くの養子縁組の実体験のエピソードに
感動してしまいます。
先生は、養子縁組の親子の告知について、
真実告知と事実告知をするようにとおすすめしているそうです。

真実とは、そのこども(養子)に対して
「私たちはあなたを心から愛していて、あなたがいてくれることがありがたくて
あなたがこの世に生まれてきてくれたことに感謝していて
私たちはずっとあなたをこれからも愛している」という
真実。

事実とは
「あなたには、血のつながった別の親がいる」
ということ。

真実をしっかり伝えてから事実を伝えたら
子どもはちゃんと受け入れます。と、岩崎先生はおっしゃいます。
その岩崎先生のお話は、いつも愛情にあふれていて、
何度聴いても、胸がいっぱいになってしまいます。

岩崎先生の記事はコチラもどうぞ。(^^)
<3>結んだ親子1000の絆 「うちの子」幸せ重ね

生殖補助医療がどんな形で行われたにしろ
養子縁組や里親にしろ
いちばん大切なのは、その子どもが「自分の人生は幸せだ」と思えること。

このシンポジウムの課題が解決するには、もう少し時間がかかりそうですが
当事者が声を上げ続けることは、大切なことだと、改めて感じました。
一人でも多くの「生まれた子どもたち」が
幸せになれますように、と、願ってやみません。