妊活コーチの松本亜樹子です。
先週の土曜日、25日に、
掲題のパネルディスカッションに行ってきました。
パネルディスカッション
「家族を創る ~ Building a family」
著者のKen Danielsさんと、訳者の仙波由加里さん♪
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150429/15/fine-kyo/34/0b/j/t02200165_0640048013290689987.jpg?caw=800)
このパネルディスカッションは、
1.出自を知る権利の必要性 AIDでうまれた方
2.AID親の会「すまいる」の経験から 清水清美先生
3.養子問題との関連 岩崎 美枝子先生
4.海外のAID制度とその課題 久慈直昭先生
と、さまざまな立場から、AIDを改めて考えるもので
また特別講演では、海外でのAID事情が語られ、
それぞれの講演では、うなずいたり、唸ったり・・・とにかく、とても深い内容でした。
午後にはクローズドの会議もあり、そちらでのディスカッションも
それはもう、エキサイティングでした。
という一言で、止めておきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150429/15/fine-kyo/e2/63/j/t02200293_0480064013290679332.jpg?caw=800)
岩崎先生のお話は、毎回、多くの養子縁組の実体験のエピソードに
感動してしまいます。
先生は、養子縁組の親子の告知について、
真実告知と事実告知をするようにとおすすめしているそうです。
真実とは、そのこども(養子)に対して
「私たちはあなたを心から愛していて、あなたがいてくれることがありがたくて
あなたがこの世に生まれてきてくれたことに感謝していて
私たちはずっとあなたをこれからも愛している」という
真実。
事実とは
「あなたには、血のつながった別の親がいる」
ということ。
真実をしっかり伝えてから事実を伝えたら
子どもはちゃんと受け入れます。と、岩崎先生はおっしゃいます。
その岩崎先生のお話は、いつも愛情にあふれていて、
何度聴いても、胸がいっぱいになってしまいます。
岩崎先生の記事はコチラもどうぞ。(^^)
<3>結んだ親子1000の絆 「うちの子」幸せ重ね
生殖補助医療がどんな形で行われたにしろ
養子縁組や里親にしろ
いちばん大切なのは、その子どもが「自分の人生は幸せだ」と思えること。
このシンポジウムの課題が解決するには、もう少し時間がかかりそうですが
当事者が声を上げ続けることは、大切なことだと、改めて感じました。
一人でも多くの「生まれた子どもたち」が
幸せになれますように、と、願ってやみません。