幼稚園は、住宅地内に建てられる。 | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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フィンランドでも少子化問題は、語られていますが、これは本当に社会、経済問題に大きな影響を与えるのでしょうか。

男性人口数270万人、女性280万の小国フィンランドでは、最近都市計画の住宅建築が激しく建てられていますが、まだまだ空き地はそこら中にあります。少人口のお陰で、建築設計も町中に広がるにもかかわらず、住民のための緑の場や散歩道が必ずそのエイリアに設置される程、土地は、見つかります。部屋は大き目で、新築設計に含まれる義務付けの一つはトイレ、車椅子が自由に動くことができるスペースを確保しなければならない法律が立ち上がりました。老人にとって、トイレで車椅子と自由に動ける家探しの可能性が広くなったわけであります。そんな新しい住宅地に、生活に必要となる子供のための施設、病院などの設置も欠かせません。

フィンランドの通り、または路地の名は、野菜、果物、スパイスなどの名称を取りそろえた地域があります。ヘルシンキ住宅地内の路地の名前は、左方向は生姜通りで、右方向はシナモン通り。そして周辺の通りには、ペパー路地、バニラ路地が繋がっていました。この路地には、住宅に囲まれた幼稚園が右側にあり、庭には、シーソーや砂場があり、子供達が遊ぶ場を家のベランダから監視する事も出来、また車の駐車場は遠く離れているので、安全性が高いわけであります。住宅地から遠く離れた幼稚園へ子供を連れてくる必要がありません。

右側の路地がシナモン通りにある市営の幼稚園の庭。日曜日で誰もいませんが、近所の子供達は市営ですので、ここで自由に遊べます。幼稚園の外観。

幼稚園の近くで、2つ目の幼稚園がこのエイリア内にあります。幼稚園内には入れても、子供の撮影と印刷は許可なしで載せる事は禁止されていたため、遠慮いたしました。

密集した住宅地にもかかわらず、かなり広めの緑のスペースが整っていました。

家の前にある広場には、シーソーがあり、部屋の窓から親は子供達の安全を確認できます。

海岸まで100M徒歩。そして海に続くカナルがあり、住人達の散歩の景色に加わっております。右側は、森が広がっています。