タリンへの旅. 芸術の秋。 | すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

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芸術の秋をタリンの古都で観賞したい思いから、2時間半の船旅でヘルシンキからやって来ました。

多くの旅人は、その国のアート、文学、歴史、建築に興味を持ち、博物館を訪問した経験はあると思います。しかし詳しいスケジュールを立て、それに従い行動する人はそれ程多くはいないと思います。気楽に天候や、気分に従って好奇心いっぱいな心で自由に街を探検する方が発見度が高まります。

一つ注意点としては、博物館は世界中どこでも月曜日閉館になっており、それをうっかり忘れて行けなかった観光客は多くいます。私もその一人で、月曜日に博物館に行ったところ、ドアが閉まっており、せっかく来たのにと残念に思ったことがありました。そして私だけでなく、地図を手にようやく博物館へたどり着けたと喜んだものの、(閉館のため)気を落とす人は多くいるものです。

 


事前の計画はなく、気の向くまま美術館を訪れました。入り口に近づくとドアが閉まっている様子で、月曜日だった事を悔しがりました。私の後に続きフランス人のカップルもまったく同じ失敗でここまで来てしまた様子。庭に置いてある作家のイスに座りながら、一息つきながら紅葉を眺めていました。

 

 

美術館の中庭には、落散らかったカラーフルな葉が一面に広がり、外壁にも秋の葉が美しく着飾っており、入館できなくとも素晴らしき秋の芸術を満喫しました。

 


散歩していると不動産の広告が目に入りました。
建物のスペースが366,9㎡、敷地は2780㎡で、土地付きの価格で1730万円。
フィンランドでも以前不思議に思っていましたが、時々ヘクタールの土地付き住宅価格だけの手ごろな値段で販売されていました。しかし最近は、広い土地の場合は別値段で販売される様子で、田舎地方でも見かけなくなりました。

 


レンタル1軒家で177㎡の広さ、値段は月23万円。お礼金、前金の制度はありません。長期滞在で北欧の夏場にゆっくりしたい計画であれば、友人同士でシェア。多ければ多いほどレンタルはお得に。サウナの後は庭でゆっくりと日の落ちない夜を満喫できます。