夏休み | 大手町とみなとみらいで働く社長のブログ

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株式会社アセットリンクマネジメンツ代表・山村大輔のブログです。
「トウキョウ」を中心としたライフスタイル情報を発信。

森です。



夏休みに入り、家族で旅行に出掛ける方も多いようですね。

ニュースでは、海水浴場の映像で浜辺に人が溢れているのをよくみます。


しかし、夏休みに入ったところで、残念ながら、海や山での事故が相次いでいるようですね。

せっかくの旅行やレジャー。十分に気をつけて過ごして行きたいですね。


また、自動車の事故もこの時期は急増します。

普段乗らない方もレジャーで運転をするという事も多いようですね。


さて、今日は先日に引き続き、「自動車保険」についてです。

自賠責保険では、カバーできない範囲を任意の保険でカバーしていきます。


では、任意の自動車保険を考えるには、対人保険、対物保険、搭乗者保険・・・、と様々な難しい言葉が出てきますね。

まずは、任意の自動車保険を設定する際に必ず付けておきたいものについて。

必ずこの3つの補償は覚えておきましょう!


①対人賠償保険

自賠責の不足分をカバーしてくれるのが対人保険です。


法律で加入が義務付けられている自賠責保険の支払い限度額は、死亡事故の場合3000万円、重度後遺障害の場合4000万円、ケガの場合は120万円と決められています。
ところが、死亡事故や重傷事故を起こしてしまった場合、これらの限度額をはるかに超える賠償額になることは多々あります。もし、任意の対人保険に加入していなければ、自賠責のオーバー分はすべて加害者本人が払わなければならないわけです。「対人賠償保険」は、そのような時に使われる保険です。歩行者、同乗者、または他のクルマに乗っている「他人」を死亡、負傷させ損害賠償責任を負った場合、自賠責保険から支払われる保険金額をオーバーする部分について支払われます。
加害者がこの保険に加入していなかったため、十分な賠償を受けられずに苦しんでいる被害者や遺族は少なくないのが現状です。対人保険は自動車保険の中で「もっとも重要な保険」だといっても過言ではありません。よって、できるだけ「無制限」でかけることをおすすめします。



②対物賠償保険

対物保険はモノの損害から休業損害までをカバーします。
「対物賠償保険」とは、交通事故を起こして、他人のクルマやモノなどの財物に、破損、汚損、滅失などの損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に保険金が支払われる保険です。

対物事故の場合、損害賠償請求されるのはクルマやモノの修理代だけではありません。事故によって生じた間接的な損害、つまり休業損害や営業損失なども損害として積算されます。事故の相手がバスやトラック、タクシーといった場合は、休業補償分の賠償金も支払わなければならないのです。人と違いモノは軽く見られちですが、万一のために「無制限」での設定がよいでしょう。


③人身傷害補償保険

保険自由化以降、一般的になった新商品が「人身傷害補償保険」です。
(例)タロウさんが事故を起こし重傷を負い、5000万円の損害が発生したとします。
この事故の過失は、タロウさんに4割、相手に6割あると判断されました。
この場合、5000万円のうち4割分を差し引いた3000万円が相手から支払われますが、残りの2000万円はタロウさんの自己負担となります。
人身傷害補償保険をかけていればタロウさんは自己負担なしで全額受け取れます。 また、追突や信号無視、センターラインオーバーなど、一方的な事故を起こした場合、その行為をしたドライバーの過失は基本的に100%と判断されるため、相手のクルマの自賠責からはもちろん、その上乗せとなる任意保険からも保険金がいっさい支払われないことがあります。
人身傷害補償保険は、このような事故でも、ケガによる治療費、休業補償、慰謝料などの損害を契約した保険金額を限度に100%補償してくれます。

また、通常は相手方との示談が成立してからでなければ保険金を受け取ることは出来ませんが、人身傷害補償保険の場合、契約している保険会社の支払い基準にしたがって、示談の結果を待たずに保険金を受け取ることも可能です。

以上が任意保険を設定する上で必ず付けておきたい補償です。

しかしこれでは、自分の車の補償がなくては困る。という方は、以下の車両保険も設定しておきたいですね。


車両保険

「車両保険」とは、契約しているクルマが、偶然の事故によって損害を受けた場合に、修理代などが支払われる保険です。 たとえば、 「交差点で出会い頭の衝突。こちらにも過失があるので、自分のクルマの修理代を50万円くらい払わないといけないらしい……」 「ガードレールに突っ込んで、クルマが大破してしまった」
「自宅の駐車場から愛車が盗まれてしまった、どうしよう!」 このような被害による損害をカバーしてくれるのです。


対人や対物保険は他人のための賠償保険ですが、車両保険は自分のクルマのための保険です。
保険金額は、契約するクルマの年式や種類の「時価」をもとに決められます。クルマの保険金額は、保険会社のほうで、最新の「時価」データにしたがって決めます。一般的に価格や事故率の高いクルマほど、保険料は高くなります。

車両保険のカバー範囲は?
保険金額の決定には自由はありませんが、車両保険の補償範囲はだいたいの保険会社は2つの中から、自分で選択することができます。

「一般車両保険」の補償範囲は、設定された7種類の損害すべてを網羅。
保険料はその分かなり高くなりますが、自分のミスで起こした単独事故や、当て逃げによる損害もカバーしてくれるので、車両保険としてはパーフェクトなものです。。
 「エコノミー(車対車)+A特約」は、一般車両保険の内容から、単独事故と当て逃げを除いていますが、盗難のほか、走行中に前車の跳ね上げた小石で窓ガラスが破損したようなケースでも、保険金が支払われます。保険料は一般車両と比べるとかなり安くなります。「当て逃げや、自分のミスで事故を起こしたときは潔くあきらめよう」と思える人なら、この保険で十分かも・・・。
 「エコノミー」は、他車との接触などによる損害だけしかカバーしていません。盗難による補償を受けることができないので、高級車や人気モデルに乗っているドライバーは、そのあたりもよく考えて契約することをお勧めします。


いかがでしょうか?

これでも短く書いたつもりですが・・・かなり長くなってしまいまいした。

この他にも、様々な特約がありますが、まずは1番重要なところを抑えておきましょう。


自分の自動車保険がどんな内容になっているかしっかりと理解しておかないと、保険を設定する上で、困ってしまいますから、しっかりと把握しておきたいですね。



本日もありがとうございます。

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