退社と心地よい緊張 | 明日への日記

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一般的な価値観を嫌い感性を大事にしています。


前の会社の退職月は引き継ぎ等で、バタバタとしていたので、あまり実感がなかったのですが、今年になって心地よい緊張感を感じています。



退職時に同じ職場の方からいただいた言葉を紹介します。



笑えば、愚か者と思われるかもしれない。
泣けば、めめしい奴だと思われるかもしれない。
他人に手をさしのべれば、やっかいごとにまきこまれるかもしれない。
喜怒哀楽をあらわせば、自分の本性までさらしかねない。
夢を語れば、他人にもみくちゃにされてはかなく消えかねない。
愛することには、失恋の危険がつきまとう。
生きることには死の危険が、
求めることには失望の危険が、
挑戦することには失敗の危険がつきまとう。
しかし危険は冒さなければならない。
人生最大の悲惨は、なにひとつとして危険を冒さないことにある。
危険を冒さぬ人は、なにも成し得ず、
なにも手にいれられず、なにもない人生を送る。
危険に身をさらさなければ、苦しみや憂いは避け得ても、
学び、変革し、成長し、愛し、生きていくことができない。
危険に対して及び腰でいる人は、
自由を剥奪された奴隷のようなものだ。
危険を冒す者だけが、自由に人生を生きられる。


フレデリックュ・ウィルコックス 「危険」