藁の楯/木内一裕 | ふぃーんどのレビュー日記

藁の楯/木内一裕

本日3本目です。雨が強いのにこれでも遊びにいく

俺はアホなんでしょうか?とりあえずそんな気持ちは

封印して書きます。


あ、それからマンガバトンとミュージックバトン?を

いただいてるのにまだまわせなくてすいません・・・_| ̄|○

これから週一くらいは絶対に更新していきたいと

思いますので生暖かく見守ってやってください・・・。


先月ついに初任給をいただきました!

額は18万でした。いやー、やっぱバイトん時と違って

社会人としての給料ってのは嬉しいもんですよね☆

初任給の時はまだ保険料と厚生年金積立金がひか

れてませんが来月ってか今月からはひかれるらしい

のでさらに少ななりますが・・・_| ̄|○

でもまぁずっと勤めてればいずれは上がるやろうし

気長に頑張ります。ってことで初任給でまずはオカン

にプレゼントを買ってあげました。正味、性格が正反対

なのとどんなに俺が頑張っても絶対にその頑張りを

認めようとせずただただ上ばかりを要求する性格の

オカンなんであまり好きではありませんが、やはり世話

になったのは事実なんでここは物を買うことに。

でも、実際あげても喜ばずこんなしょーもないもん

買うてもったいないって嫌事が返ってきただけやった

んですけどね(笑)少しはマシな反応するやろって

思たんですがやはりオカンはオカンでした(笑)

そして俺は前々から欲しかったmp3プレーヤーとTV

で話題になったゲルマニウムブレスレットを購入。

ちなみにジャンヌのライブのチケットは購入できず・・・。

まさかここまで競争率高なってるとは・・・。やっぱり

あんま売れすぎずに地味に売れる、くらいの時に

戻ってほしいです(笑)


そんなわけで残りの使い道を何に使うか考え中な

中れびゅーです。


前に本屋の新刊コーナーでおもろそうな本ないかな

って探していると木内一裕という名前をみかけました。

あれ?この名前どっかでみたような・・・?って思って

いると、そうや!ビーバップの原作者ちゃうかったっけ!

って思い出しました。そんな漫画の作者が小説なんて

いけるんか?って思ってたんですが、意外や意外、

漫画の作者っぽさは文章に出てるものの小説としても

十分におもろかったです。


内容は昔に幼女を誘拐して殺した犯人が出所してまた

同じ犯罪を繰り返したんですが、相手が悪かった。その

幼女の祖父が裏社会の権力者でした。殺された幼女の

祖父は当然怒り狂います。ということでどうにかしてその

犯人をこの手で始末したい。でもどうすればいい?そこ

で権力者は考えます。裏には裏のやり方がある。なので

そういう仕事を請け負ってる仕事人みたいな人に犯人を

始末するよう依頼します。そして依頼を受けた仕事人が

提案した方法が


「犯人を殺した者に10億円」


というものを三大新聞の全面広告を使って日本中に

宣伝するという方法でした。その効果は絶大でその

広告以降色んな人間が犯人の命を狙いはじめます。

犯人は始め彼が昔世話になった悪党仲間に匿って

もらってたのですが、そいつからも命を狙われたため

に警察の方が安全やということで自ら自首して逮捕

されました。ここからが本筋のはじまりです。

その犯人は九州で捕まったんですが、検察への送致

の都合上そこから東京の警察庁まで移送せなあきま

せん。でも移送するにしてもいつどっから犯人の命を

狙ってくる人間がでてくるかわからない。ということで

主人公である昔に妻を失ってから空虚な気持ちが

消えないという刑事と他の刑事達が犯人を殺されない

ように警護するという役目をさせられることになります。

守る価値のない人間を守っていかなければいけない

というジレンマを抱えながら東京へ向けて彼らの戦い

は始まります。


という感じの小説で終わりは救いがなかったし発想

もおもろかったし文章も意外にしっかりしてたので

楽しめました。ただもうちょっと色々と書き込んでく

れたらもっとおもろかったのになぁって思いました。

文字数が少なかったのが少し残念でした。


84点