JOKER/Janne Da Arc | ふぃーんどのレビュー日記

JOKER/Janne Da Arc

更新します


ちゅうことで15日の日記は残すことにしました(笑)



さてダレも気にしてない近況ですが、先週は友達と京都巡り

をやってきたり、今日(24日)は夜12時から会社の先輩の車

で氷上郡のダムまでバス釣りに連れてってもらいます。

なんやかんやで先輩とはウマ合いそうでよかったかな。

ただ先輩が宣言してるように会社内では先輩めっちゃ静か

です、ってか全くの別人です(笑)

ってことでとりあえず先週の友達と京都懐かしツアーはまた

今度に前置きとして書くとして今日はとにかく前からずっとやり

たかったJanneのニューアルバム「JOKER」のれびゅーを!



今回のジャンヌのニューアルバムですが


始めに言っておきます



最高傑作に近い出来です



全開のARCADIAがシングル曲以外があんましぱっとせん

かっただけに今回もそうなんかなって半分思ってたんですが



アルバム曲が素晴らしすぎてシングル曲がかすむほどです



これがジャンヌのバンドとしての底力なのか、それとも今回は

今勢いにノってるから出来たものなのか、俺はどっちも当て

はまると思うんですが、とにかくすごいです。何一つ捨て曲が

ないなんて「Z-HARD」というアルバム以来です。あの頃に

比べてダークな雰囲気が少しなくなったような感じがしますが、

疾走もしてるしバラードも最高やし相変わらず歌詞も秀逸。

「月光花」で獲得したファンの心を鷲掴みにしてしまうほどの

出来です。ここまで心が熱くなった日本のアルバムは久しぶり

でテンション上がりまくってます。


れびゅーするにも読者登録してくださってる我様さん(今は

HN変わって照さんかも?)が詳しくれびゅーしてらっしゃって

カブりますが、やはり一ダルカーとしてれびゅーせずにはいら

れないので書きます(笑)


1.in silence

日本語じゃなく最初っから最期まで英語の歌詞でできた歌

で、ヘヴィメタルっぽい重さのあるギターの音やキーボード

の音が曲にダークさを漂わせていて見事な味わいになって

ます。英語の発音とかはやっぱり日本人が洋楽うたってる

ってクセがでてます。そのクセは外国人は英語を丁寧に歌

わないけど日本人は一語一語丁寧に歌いすぎってもんです。

曲としては「Z-HARD」というアルバムの「prism」みたいな

感じの曲です。残念ながら日本語に対訳する気合は俺にも

ありません(笑)


2.ツメタイカゲロウ

いきなりサビから始まってて音自体は今風のアニメにでも

使われてそうな感じのスタイリッシュな曲調です。ただ、歌詞

が相変わらず放送禁止です。「腰の動きにも 悲しいほど愛がない

や「私の萎れた花びらも 泣きやまない」などかんなりキワドイ

歌詞が結構でてきます。でもこういうキワドイ歌詞の中にせつ

なさがあるってのがyasuの真骨頂。自分から彼氏に別れを

告げたもののやっぱり忘れられないという女心を歌詞にして

るように思えます。日本語歌詞一曲目からもう心鷲掴みです。


4.D DROP

これがまたいいです。なんかMR.BIGの「Green-Tend Sixties Mind」

を彷彿させる印象的なギターのフレーズです。それがまた聴いて

てめっちゃ気持ちいいです。そしてこの曲の一番の魅力はなんと

いっても歌詞です。歌詞がサラリーマンの日常の一週間&気持ち

を代弁してくれてるかのようなもので、出だしから

Cool Down! Monday イマイチやる気のない気怠い

 デスクワークと いつものコンビニランチ

という歌詞で、うわっ、今の俺みたいやんって感じで他人事とは

思えず聴いてました。歌詞にもあるようにサラリーマンは誰もが

悲しい現実と理想の中で苦しんで夢見てるんでしょうね。俺も視力

が悪くなかったら勝負の世界に出られてたんですが・・・。まぁ、

視力悪くしたのは自分自身のせいですからしゃーないんですけど。

レーザー治療は後遺症が出るかでぇへんかまだわからんから

やりたくないっすし。こんなご時世に堅いとこ就職できて何贅沢

言うとんねんって思われるかもですけど、やっぱ俺だけじゃなく

誰しもどっか妥協して生きてるってとこはあると思うんですよね。

って話めっちゃズレましたが、疾走感もあるし歌詞もいいし、是非

社会人の方には聴いてほしい歌です。


5.HELL or HEAVEN~愛しのPsycho Breaker~

これはキーボードのkiyoがいい味出してるからこんな良い曲に

仕上がったんやなぁって思いました。そして忘れてはいけない

yasuの歌詞。この歌は1番で最悪女にダメ男にされた男の視点

で歌詞が書かれていて、2番で最悪女からの視点で歌詞が

書かれているというおもしろい構成の歌詞です。お互いこいつ

と居たらダメになるってわかりながらも一緒に居たいと思ってる

端からみたら破滅確実のカップルです。歌詞で一番印象的

やったのは

愛は盲目を呼び 依存は破滅を導く

 それは地獄か天国か・・・・・誰も知らない

です。確かに端目には地獄なんですが、2人の世界の中では

天国なんですよね。なかなか深いです。


6.仮面

演奏を抑え目にしてる曲ですが、それがまた歌詞のダークさ

を上手く演出してると思います。誰しも人に嫌われないように

とか人を傷付けないように色々な‘仮面’をつけて生きています

とね。でも、それでほんまにええの?みたいな感じの問いかけ

があると思われる歌詞です。曲の最期のサビが

「何気ない言葉で笑い

 人を傷つけ、傷ついて

 間違いは過ちじゃない

 “痛み”“喜び”それが“生きている意味”」

です。サビはほとんど音がなく歌声だけでそれがまたいい感じ

に曲と合ってます。


7.I'm so Happy

さぁ、きました。超がつくくらいのクサクサな歌詞。まさに幸せ

一辺倒な歌詞です。そしてそれに合わせて曲調も「仮面」から

一転してめっちゃ明るいです。「Heaven's Place」の歌詞と

「feel the wind」ヴァージョンの「Dear my....」を足して2で割った

ような感じの曲って印象です。聴いてて恥ずかしいくらいの

歌詞ですが、曲調がポップに仕上がっていて歌詞も放送禁止

一切なく、初対面の女の子とのカラオケ用に覚えるとよさげな

気がします。でも素で聴くと

でもたまにはケンカもいいよ 今よりも好きになるから

とかめっちゃクサいですよね(笑)でも俺はキャラに合わんと

言われようともこの曲めっちゃお気に入りです!

ちなみにサビ終わった直後の歌詞に載ってない英語は

「I love you,Just fallin' love again」

って言ってるように聴こえました。


8.WILD FANG

ゲーム「ロックマン」の主題歌に使われた曲らしいですが、

正味それがもったいなさすぎるくらいかっこよすぎる曲です。

曲もいい感じに疾走してるしベースもかんなり動いてるのが

わかる曲やしギターソロも頑張っててメロディもいいんです

が、歌詞もかっこよすぎです。特に2番のサビの

死んだみたいに 生きていても 何も意味はない

 傷みを恐れてばかりの甘えているガキはおうちへ帰れ

 未来を切り裂く牙捨てる様な 奴等に興味はない

とか爽快すぎる歌詞です。あと

「試練は乗り越えられない人に 襲いかかりはしない」

という言葉を信じて頑張っていこうと思わされました。


9.easy funky crazy

この曲はとにかくベースです。ベースがここまで前面に出て

るのは聴いてて迫力あります。ミドルテンポの曲ですが、

いい感じのロックみたいな気がします。なんか知らんけど

アメリカンな印象がありました。歌詞もぱーっといこうや!

みたいな雰囲気の漂うプラス思考な感じのもんです。

「夜のアンコールなら 何度でも答えるよ」

俺もこーゆーこと言ってみたいです、憧れました(笑)

相手居らへんから使えねぇ・・・_| ̄|○


10.Mr.Trouble Maker

これもまたベースがめっちゃ頑張ってます。ベースソロの

部分なんて惚れそうなくらいかっこええです。曲調はかんなり

疾走してる曲で勢いがあります。それからこれはなんと言って

もやっぱ歌詞が一番印象的かなぁ。なんか森下千里との

スキャンダルの事と「ACID BREATH」みたいにネットでの

匿名やからなんでも言うたれって世界に対しての意見を

怒り気味に歌ってるって感じの歌詞です。

「事実ならまだ 構いはしない 作り話は シャレにならない

 君の言うプライドとは何? 君の言うモラルとは何?

 人をさらして 人を傷つけ 人を笑って 何が楽しい?

 俺よりも 彼女の涙拭いてやれ 暇なハイエナにFuck!」

カラオケで歌えたら爽快やろな~と思いつつ毎日通勤で

アホほど聴いてます。


12.風にのって

これはもうみなさんがおっしゃってるようにスマトラ沖地震の

事を歌にしたような感じの歌詞ですよね。完全バラードみたい

な出来の歌ですが、これがまたこの疾走曲多めのアルバム

の中でちょうどいいんですよね。心にしみる歌詞とメロディで

エンディング~って感じの曲ですが、アルバムのラストは

「ダイヤモンドヴァージン」なんですよね(笑)

こんな曲も書けるのに「ダイヤモンドヴァージン乙女」とかいう

歌詞も思いつくんやからyasuってすごいです。



って感じでシングル曲は割愛させてもらいましたが、それ以外

はれびゅーってみました。一曲一曲で結構語れるくらいやから

今回の曲は出来がよかったんやと思います。アルバムの構成

も見事やし一つ一つの曲もシングルで出して普通に売れそうな

感じです。むしろ「月光花」を軽く上回る曲ばっかやったから

そっちをシングルでいったらよかったのにと思いました(笑)

それにしてもジャンヌはすごいっすね。時代に流されず信念

であるロックを貫き通してここまできて、しかもアルバムを出す

度に進化していってるんすから。ジャンヌは今やっと売れだし

たっていう風に思われてるかもですが、俺からしたら


やっと時代がジャンヌに追いついた


って感じです。でもまだ少し早いかもですけどね(笑)

ただやっぱり売れるとうれしい反面寂しい気持ちもある複雑な

ファン心理なんですよねぇ。とにかく俺はこれからもジャンヌ

についていきます!


ちなみに今回のアルバムは文句なしで


100点