広島で震度5弱の地震 | 元広島ではたらく社長のblog

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六本木ヒルズや、ITベンチャーのカッコイイ社長とはいきませんが、人生半ばにして、広島で起業し、がんばっている社長の日記。日々の仕事、プライベート、本、映画、世の中の出来事についての思いをつづります。そろそろ自分の人生とは何かを考え始めた人間の等身大の毎日。

昨日早朝、広島では大きな地震がありました。

震度5弱、朝、突然、パッチリ目が覚めて、世界が揺れているのに気が付きました。ゆさっという音の後、部屋がみしみし、小刻みな振動が少し続き、ごとごとごとっと。そして、後は、延々ゆらゆらゆらゆら。いよいよ来たか!巨大地震。これがそうでない事を祈りながらも、私の住んでいるのは11階、心細いくらいに細長い建物なので、頭の中にはポキッと折れて倒れる瞬間の絵が・・・・・・。折れるとしたら何階?北方向南方向?あるいは、地震で変形した戸口から抜け出せなくなるというから、なぜか窓を開けに行ったり、建物が倒れる方向と逆方向はどちらか考えたり、ほんの数十秒の間に、様々な物語が頭の中を去来し、文字通り右往左往した。

幸い、地震は、それ以上ひどくはならなかったけど、11階のため、いつまでもぐにょぐにょした感覚は収まらず、その後は、止まってじっとしていても、ゆれている様な気になる。1日たった今も。


テレビの電源をつけると、5時2分。しばらく普通のニュースだったけど、地震速報が。広島は震度5弱。6年前の鳥取西部地震は岡山市内のホテルの会議室で、5年前の安芸灘地震はお客さんの工場で、いずれも今回より大きな地震だったけど、怖さや、体感震度(こんな言葉無いけど)は今回のほうが断然強かった。


地震速報が出た後、ベランダに出て、阪神淡路震災のように朝の食事の準備をしていて火事になった家がないか遠くをじっと見渡していましたが、煙は見当たりませんでした。そして後からわかったことですが、ほとんど被害らしい被害も無かったようです。私の部屋の、うず高く積まれた本も崩れることなくそのままです。


そういえば耐震強度偽装問題、震度5で倒壊するといっていたような・・・・・、大分あたりで木村建設が請け負った偽装物件は無かったのかな。どこか物好きなテレビ局あったら取材してみては?