マドンナの『Confessions On A Dancefloor』とカーディガンズの『Super Extra Gravity』を買いました。
2人に共通項は無いけれど、たまたま同じ時期に新しいアルバムが出ました。しかし、2人とも宣伝文句は”あの頃の○○が帰ってきた”です。マドンナは、全編ノンストップのダンスチューンで、カーディガンズは、デビューしたての頃のトーレヨハンソン(作曲家)節、というのが、レコード会社のコピー。
しかし、マドンナは、期待したほどではなく、ちょっとおとなしいかも。サンプリングしたABBAに負けてる。一方カーディガンズは、その文句どおり、デビューの頃の雰囲気の曲が多く、最初に好きになったときのカーディガンズがある。今、車の中では、カーディガンズばかりかかっている。
ジャンルは違うこの2人、アルバムの発売時期以外に、アルバムの表紙も同じように仰向けになっている。だけどマドンナは、すこし窮屈な姿勢で、カーディガンズ(ボーカルのニーナ)はゆったりと寝転んで宙を見ている。この力の抜け具合が、内容を表しているかも。
ともあれ、音楽の聴き方は、歳をとって、新しい人をどんどん聞くというよりも、限られたアーティストの曲を聴いていくスタイルの変わっているけど、この2人はこれからも買っていくんだろうな。
マドンナ『Confessions On A Dancefloor』
カーディガンズ『Super Extra Gravity』