良い産婦人科は足で探すべし | 育児労働基準法

良い産婦人科は足で探すべし

「妊娠の気配あり」

と言い出したエリー。
ホントならめでたいことだ。
あやふやなまんま考えてても仕方がないし
こういうことは早いところハッキリさせておいたほうがいいので
もちろんリスキーは産婦人科行きを勧めた。


数日後、


産婦人科から帰ってきたエリー。
妊娠2ヶ月と判明した。


('目')おおおお!


と、驚いてはみたものの、
正直、実感というものはほとんど無い。
妊娠しているという目に見える確固たるソレがないので、
なんかぼんやりした感じ。

超音波写真」とやらを見せられたものの、
白黒写真で、真ん中に黒いマルがあるだけのもの。



リスキー「この黒豆みたいなのが赤ちゃんなの?」
エリー「いや、これは赤ちゃんが育つための袋みたいなものらしいよ。」
リスキー「赤ちゃんは?」
エリー「まだちっちゃすぎて見えないんだって。」





・・・( ̄目 ̄ι)・・・


実感できない。





その後、エリーは調べ事を始めていた。
どうやら今回行った産婦人科があまり良くなかったらしい。

「建物も古くてね、部屋もパイプベッドにパイプイスで
いかにも病院の病室って感じなのよ。なんか、気がめいるわ。」


確かに、妊娠や出産というのは病気ではないし、
これから1年以上お世話になるわけで、
大変な時期に入院するわけだから、
できるだけ快適な環境のほうが良いのだろう。



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それからしばらく情報収集が続いた。
医師、看護師、受付、建物、設備、金額にいたるまで余念が無い。




しかし、




情報だけではぬぐいきれない落とし穴があった。



周囲の評判もよかったため、行ってみた某産婦人科では
つわりで苦しみながら行ったにもかかわらず、
3時間半待たされ、
看護師にも相手にされず、
隣の子供にちょっかいを出され続けた(これは病院のせいではない)。

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またしても失敗。





色んなうわさを聞くことは大切だが、
鵜呑みにしてはいけない。

どんなに評判が良くても
要は
本人がそこの医者や看護師とあうかどうかということです。

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本当にいい産婦人科を探すには、
結局は
自分で実際に行って、見て、感じるのが
一番の方法ということだ。




足で探すこと1ヶ月、
エリーはようやく納得のいくソレを見つけることができた。

「Tレディースクリニック」

産婦人科

待合室はホテルのロビーのようで、
イスもフカフカソファー。
天井にはシャンデリア、庭には噴水、
食事はレストランの料理みたい、
部屋は全て個室で、ホントにホテルに泊まってるかのような感じをうける。

ここに限らず、
最近の個人経営の産婦人科は
病院と言うイメージをまるで感じさせない。

繰り返すようだが
出産前で一番大変なときに入院するわけだから、
つらい気持ちを少しでも緩和させるようにできているのだろう。

先生もとても優しい方で、
看護師さんもとてもテキパキしていて、
愛想がよかったらしい。
看護師さんの表情でも病院の雰囲気を感じ取れるものだ。

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色々探し回ったが、
結果として満足度100%の病院に出会え、
エリーは舞い上がっていた。
その表情は達成感に満ちあふれていた。




















この時点で、すでに


エリーに第2の難関迫っていようとは・・・