人と話をしていました。
内容は、以前、私が嫌な思いをした出来事についてでした。聞いていて私は「はて?私が嫌な思い?したっけ?」って感じでした。しかし、すぐに「そう!そう!あった!とても気まずい思いをした!」と思い出しました。
かなり、不快な思いをしました。
なんで忘れていたのかな?あんなに嫌な思いをしたのに…。不思議です。 
あの人に○○だと言われた!とか、こんなことされた!とかそういう種類のことは、覚えている方だと思います。忘れていたことが嬉しかった。
アレクサンダー・テクニークの教師、新海みどり先生は「覚えていて得なことがありますか?うつ病の人は忘れられない人が多いのです」と言われました。
本当にそう。得なことなど、1つもありません。
私は全部覚えていなくてはいけない!と思っている感じがします。本当に覚えていなくてはいけないことは、覚えているシステムになっているのでしょう。

 私がある人に、出産祝いをしました。
お礼に百貨店からお菓子が送られてきました。
久しぶりだから!と思い、送り状にある電話番号にかけてみました。すると、男性がでました。とても感じが悪い対応だと、感じました。相手の方は知らない番号だし仕事中だったらしく、そういう対応をされたようでした。知り合いの人は送り状に旦那さんの携帯番号を書いたようでした。私は旦那さんとは面識はありません。そんな出来事が、かなり強烈に記憶として残っています。今もその方の旦那さんのイメージを書き換えることはできないでいます。

 こんな嫌な思いしたから、忘れられない!という思考から、こんな嫌な思いをしたから、さっさと忘れように変えよう!その方が生きやすいですよね♪