東京エトランゼ 小便小僧 ~ JR浜松町駅 【東京・横浜探訪】 | 奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ

東京エトランゼ 小便小僧 ~ JR浜松町駅 【東京・横浜探訪】

JR浜松町駅3・4番ホームの端に、彼はいます。

奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ-小便小僧 JR浜松町駅

小便小僧」です。

季節のよって衣装がかわり、いつもここを通る通勤・通学のお客さんを楽しませています。

小便小僧-虹小便小僧

発祥は
ベルギーのブリュッセルです。ベルギー
1619年、彫刻家ジェローム・デュケノワによって制作されました。
そこから世界各国にひろがりました。


由来には諸説あります。
侵略者が城壁にしかけた爆弾の導火線を、町の少年が小便をかけて消し、町を救ったのでした。
少年の活躍を称えて作られた像と伝えられています。

本家のブリュッセルでも小便小僧に、様々な機会に衣装が贈られます。

・・・


昭和27年(1952)10月14日。

鉄道開通80周年を目前にした時でした。
当時の浜松町駅長の椎野栄三郎は、何か記念になるものはないかと迷っていました。
そこで友人の歯科医である小林光に相談しました。
小林氏は診療所の庭に置かれていた白い陶器製の小便小僧を寄贈しました。
これが小便小僧が設置されるはじまりでした。


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ある寒い日のことです。

女の子が毛糸の帽子を被せました。
これが衣装を着せる最初であったといわれています。

その後、近くに勤務していた田中栄子さんが衣装をつくって着せるようになりました。

昭和30年(1955)5月。
プラットホームの改修工事が行われました。
小林氏から改めてブロンズ製の小便小僧が寄贈されました。
除幕式のときにも田中さんがつくった衣装をまとっていました。
それはキューピッドの姿でした。


その後30余年に渡って田中さんは200着以上の衣装を作り続けてきました。

しかし、田中さんが亡くなると、小便小僧は再び裸に戻ってしまいました。





昭和61年(1986)のことでした。


港区の手芸グループ「あじさい」に、東京消防庁芝消防署からある依頼がまいこんできました。
なんと、小便小僧に着せる消防服を作って欲しいとのことでした。
防災PR用にとのことでしたが、それがきっかけとなり、同年11月から再び着せ替えが始まりました。
それからというものの「あじさい」により衣装が毎月新しいものが贈られるようになったのでした。





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10月はお祭りの衣装でした。
来月は、何でしょうね。
( ´艸`)
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