1000年物語 大杉 そして玉置山山頂へ ~奈良吉野紀行(5) 玉置神社 奈良 十津川村
(2009年10月の記事の再掲載です。)
玉置神社周辺には、ただでさえ大きく、高い杉が多いのですが、中でも群を抜いているのが、大杉です。
玉置神社の本殿からすこし下ったところにあります。
写真の右側。注連縄がかけられている杉です。
樹齢は1,000年。
樹高45メートル、幹回りは10メートルを超えます。
県下一番、大きい杉です。
神代杉 とは、また別の威圧感をうけます。
それは、永い年を積み重ねて愚直なまでに垂直へ成長する姿勢をみた気がします。
生き続けるがための成長の執着といいますか、地道に、ただ上へうえへと伸びる。
波のうねりのような山々が連なる大峰山系の深い山の中。
まだまだ、人知れず、ひっそりと果てしないほどの樹齢を積み重ねている巨木・老木がいるのではないでしょうか。
朝日が登り木立ちの隙間から光が差し込みます。
この光景も気が遠くなるほどの昔から繰り返されてきたのでしょうね。
最後に、私の小さな執着で、玉置山頂へと歩みをすすめていきました。
本殿より少し進んだ先に、急な登りの道が、じぐざくに上へとつづきます。
先日の台風の影響か、枝葉や、まだ青々としたどんぐりや、木の実がたくさん転がっていました。
さてぜえぜえ息をきらせながら、
しばらくして、玉置神社の森からぬけ、日の光があたる開かれた広場にでてきます。
本殿からはわずか30分足らず。
玉置山・標高1,076メートル。
玉置山山頂からの眺めです。
この旅では、天・地・人の三拍子そろった感動がありました。
天・玉置神社の伝説。神武東征にみる神々の戦い。
地・玉置山の自然と巨木の神秘。
人・そして、このような自然深い中へと人家をたて、道路を通す人間の脅威。
玉置神社の奈良吉野紀行、ひとまずここで終了です。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたにはアナタの歴史がある。
奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木でした。
玉置神社周辺には、ただでさえ大きく、高い杉が多いのですが、中でも群を抜いているのが、大杉です。
玉置神社の本殿からすこし下ったところにあります。

写真の右側。注連縄がかけられている杉です。
樹齢は1,000年。
樹高45メートル、幹回りは10メートルを超えます。
県下一番、大きい杉です。

神代杉 とは、また別の威圧感をうけます。
それは、永い年を積み重ねて愚直なまでに垂直へ成長する姿勢をみた気がします。
生き続けるがための成長の執着といいますか、地道に、ただ上へうえへと伸びる。

波のうねりのような山々が連なる大峰山系の深い山の中。
まだまだ、人知れず、ひっそりと果てしないほどの樹齢を積み重ねている巨木・老木がいるのではないでしょうか。

朝日が登り木立ちの隙間から光が差し込みます。
この光景も気が遠くなるほどの昔から繰り返されてきたのでしょうね。
最後に、私の小さな執着で、玉置山頂へと歩みをすすめていきました。

本殿より少し進んだ先に、急な登りの道が、じぐざくに上へとつづきます。
先日の台風の影響か、枝葉や、まだ青々としたどんぐりや、木の実がたくさん転がっていました。
さてぜえぜえ息をきらせながら、
しばらくして、玉置神社の森からぬけ、日の光があたる開かれた広場にでてきます。
本殿からはわずか30分足らず。
玉置山・標高1,076メートル。

玉置山山頂からの眺めです。
この旅では、天・地・人の三拍子そろった感動がありました。
天・玉置神社の伝説。神武東征にみる神々の戦い。
地・玉置山の自然と巨木の神秘。
人・そして、このような自然深い中へと人家をたて、道路を通す人間の脅威。
玉置神社の奈良吉野紀行、ひとまずここで終了です。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたにはアナタの歴史がある。
奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木でした。