この記事のもととなった、”中鬼と大鬼のひとりごと”ブログが一部修正してさ再アップされた。
おもな部分を引用をすると、

※お知らせ:いくつか分かったことがあるので記事を修正・バージョンアップしました。これまでデータベース結果に出てくる検出値が"Result Amount"(以下、RA)なのか"Minimum Detection Concentration"(以下、MDC)なのか分からないので両方のケースで表を掲載していました。理由はRAの値の中にマイナスのものが多数見られたため、素人である私は計測値がマイナスになるはずがないと疑い、マイナス値のないMDCが検出値なのかもしれないと思ったからです。しかしEPAサイト内のRAの定義を見つけて、RAが検出値だと確信しました。したがってMDCのケースで計算した内容をすべて削除しました。この変更によって「米国で大気中のプルトニウム・ウランが大幅に増加した」という結論が変わることはありません。なおMDCを「検出限界」などと言っている人を見かけましたが、直訳すれば「最小検出濃度」であり、MDCの定義によると、これ以下だと誤検出率が5%以上になりうる検出濃度という意味のようです。5%以下か以上かは程度問題であり、考慮する必要はあってもMDC未満の検出値を無視していいとは思いませんし、決して検出不可とか検出値ゼロという意味ではありません。またデータベースの結果を時系列に並べ替えて気づいたのですが、MDCは1992年以降の統計にしか書かれていません。最後に、誠意と根拠をもってご指摘いただいた方々とは別に、原子力村の人たちが「デマ」という言葉を使って必死に情報攪乱していた(おまけに東大の大先生?が単位間違えてこの記事を否定してた)ようですが、普通の人たちの良識を信頼します


頑迷に自説を主張している。誤差(MDC)のほうが大きいが、測定値(RA)は誤差よりも小さくても
そんなことは考える必要がないと無茶をいっている。

が、しかし、かれの作成したグラフをみて
この無茶さかげんを無視できないかもしれないとも思い始めてきた。

あまりにも、測定値のグラフがきれいすぎるからだ。

以下中鬼、大鬼さんからの転載
最先端治療(がん・ガン・癌) と重粒子線治療-PuAlaska
最先端治療(がん・ガン・癌) と重粒子線治療-PuHawaii
最先端治療(がん・ガン・癌) と重粒子線治療-PuCa

誤差が2011年のこの棒グラフの長さよりも大きいのならこんな
ゴミみたいな精度のわるいデータを集積することは意味がない。
東大の早野先生はきっぱりと、測定値(RA)と誤差(MDC)をならべて、
何倍も違いので測定値は意味がないといっている。それはそれで正しい。
誤差というよりは確度なのだが95%というのは確度が高すぎる。
たぶん普通言う標準偏差の3倍だろうがそこまで確度をあげる必要はない。
実は測定値は平均操作で事実にちかいかもしれない。
データの取得数を増やせば、MDC はちいさくなるかもしれない。

実際、1号機、3号機、4号機の建物は大破していて、
炉がとんでいて、核爆発がおきた形跡もあり
(特にグンダーソンさんが指摘しているように3号機は垂直に煙があがっていて
かつ、構造物が四散している)
なぜ、プルトニウムがその後検出されていないのかがずっと疑問だった。
プルトニウムの検出はプラズマにして質量分析機で同定するのだが、
前処理がしちめんどうくさそうで、何回も測定するのはたいへんそうだ。
測定をたのんだとしても一回、何十マンもかかりそうだし。

というわけで、5月1日での見解は
プルトニウムがアメリカまで飛んでいったことはあるかもしれないと
宗旨替えをした。
環境局はもっと、しっかりとMDCがRAよりも大きくなるような
確度のたかい測定をしてほしい。


プルトニウムが遠くアメリカで検出されたというニュースがインターネット上をかけめぐった。
まだこれを信じているひとびとが少なくなく
プルトニウムがアメリカででたということを前提として議論しているひとが多い。
(デマがいちどでるとあとで訂正してもひとりあるきしてしまう)
中鬼大鬼さん(発信元)にはコメントをさしあげたが、返事はなく、内容をそのままにしているので
本ブログで繰り返します。


情報源はアメリカ人のA.HIggins日本人の中鬼大鬼のブログでどちらも
アメリカ環境局(EPA)がソース。

さきのプルトニウムがでたという情報は測定精度が不十分だったらしいわかった
EPA(アメリカ環境局)の原データはあったらしい。
しかし測定値よりも測定誤差が大きい。
数値が小さいので、誤差の大きい値どおしを比較して何十倍とかいっても意味がない。
また、
場所によってはマイナスの値になっているのは、統計計算上、数値的にマイナスになっているので
物理的に意味がないのだが、そのまま、数値を残しておいたということらしい。
だからこれらの数値は生の測定値ではなく、統計計算後の数値ということだ。
EPAはこのデータをさらにpdfにして解釈をくわえて発表したらしい。
EPAはおさわがせな発表だ。

結論はEPAのデータでは有意にPuが検出されているとはいえない。



結論を見直すと
数学的には有意ではないのだが、
直感的には有意である可能性がでてきた。

おまけに日にちが
関東地方に大量の放射性ヨウ素が飛来した
3月22日の2日後のあと1日強でアメリカでプルトニウムが
検出されているということになる。

関東地方で3月22日にプルトニウムが検出されていてもおかしくはない。

322キャンペーンは正しかったか。