丸亀市・猪熊弦一郎美術館でゲットしたネコの素描ポストカードです
今日はペット・リーディングで遭遇した摩訶不思議なエピソードです
50歳手前のキャリア・ウーマンからお電話を頂きました
質問の内容は
「仕事は順調だけれども結婚出来るかどうか不安」
と言うものでした。
この様な質問を受けた時はまず、
「何故、今まで結婚にたどり着いていないのか・・」
と言う理由を探ります。
そしてこの質問を受けた時、男性と女性の違いに気付くんです
男性は頑張れる影に「支えになってくれる女性」の存在がありがちなのですが、女性のキャリア・ウーマンは「自分で自分を支えている」人が多い・・。
男性の中で
「今は仕事が忙しいから・・」
の理由で恋愛モードになっていない人も居るけれど
それは単なる言い訳で、女性の場合の仕事の頑張りは
男性の倍以上である事もしばし・・。
本当に脇目も降らず仕事を頑張り続け、気がつけばアラフォーを過ぎてしまった
そしていきなり「結婚」「出産」を焦り出してしまう・・
と言う姿を鑑定をしていて良く見受けられます。
そして今回の女性の場合は意外な答えが出て来ました
「ペット・ロス・・」
ペット・ロス・・愛するペットが亡くなると、悲しみのあまりにそれが時として「トラウマ」となり、何も出来なくなる状態
emy「すいません、少しお話がそれると思うのですが、以前ペットを飼ってらっしゃいました?」
とお尋ねすると先ほどまでテキパキ話していた彼女が急に気弱になり・・
「はぁ~・・(深いため息)
私、10年前に亡くしたネコが居て・・
も~辛くて辛くて・・思い出したくないのでがむしゃらに仕事をして来たんです・・」
「そうなんですね・・。
そしたら「恋愛」どころでも無かったですよね?」
「も~・・頭の良くてプライドの高いネコで・・
その当時付き合っていた彼の事も全然受け入れてくれなくて・・
でも別れた時、彼の隠し事が発覚して、きっとこの子はそれを察知していたんだと思いました。
そして私の中でこの子の存在が大き過ぎて・・確かに「恋愛」「結婚」なんて30代は全然考えられませんでした」
この理由が根本的な原因である限り、彼女の「ペット・ロス」状態を奪回しなければなりません。
「宜しければ、この大事なネコちゃんのメッセージを受け取りましょうか?
」
「あ~~・・何か怖い・・
こんな状態でずっと居る事に怒られそう・・「ちゃんとして!」とか言うんじゃないんですか?」
「そんなの解りませんよ(笑)
何かさっきから言いたそうーなんで、読み解いてみますよ・・」
そしてネコちゃんの名前を聞いて意識を集中させるとある風景が目に飛び込んで来ました。
白い大きな橋・・
島の角・・
海・・
あれれ??この風景・・
もしかして「鳴門大橋」?
・・と言う事は徳島県?
「なんか~・・風景が見えてくるんですけど、
多分、徳島県の鳴門大橋辺り・・
何かあります?」
と尋ねると、その女性はいきなりわぁっと泣き出し・・
「私・・15年前、転勤で徳島に居ました。その時、そのネコに出会ったんです・・」
なるほど、今は関東地方にお住まいの方ですけれどこのネコちゃんとの出会いの場が出て来ているんだ・・
と納得したのですが、何故??
すると今度は声が聴こえます
(そこに行って来て)
「へ?・・呼んでるんだ・・」
そして彼女に聞きました。
「お仕事で徳島県にいらっしゃったので行く機会とか無いと思いますけれど、ネコちゃんがそこへ行ってほしい・・と訴えてくるんですね。
もしかしたら、悲しい思い出ではなく、ネコちゃんと楽しく過ごされた徳島県へ1度、訪れてみては如何ですか?
ここまで強く言って来るのには意味があると思いますよ・・」
「そうですか・・。
確かにこっちに(関東)来てからは1度も徳島へは行っていません。
あの子がそんなに言って来るんだったら、機会を作ってみます。
何かの供養になるのかな~・・私自身、何か心境の変化があるんですかね?」
「そうですね。
このネコちゃんはその場所へ行く事によって今の悲しみから抜け出すヒントを伝えて来ているのではないでしょうか?」
その後、2年近く彼女からはお電話がかかって来ませんでした
しかし、その空白の2年間は彼女に様々な変化をもたらしていたのです
そして久しぶりに彼女のお話を聞いた時、ビックリする展開が待ち受けていました
next tomorrow・・
週末は2日続けて「鍋料理三昧!」
今から京都の友人宅へ行ってきま~~す
皆様も素敵な週末をお過ごしください・・