ボディワークをやっている施術者向けの、鍼灸師の先生による東洋医学入門の講習を聞きました。
鍼灸の基本は、五行論、陰陽論、天人合一思想。
風水と同じですね。どちらも中国がルーツだからでしょうか。
そして五行の色体表の説明もあり、もりだくさんな内容でした。
ある参加者は五行の図にとても興味をもったみたいで、相生関係、相克関係について大盛り上がり❗
エレメント(元素)がバランスを崩したときにはどうやって「対処」するのかというところに、
施術者の興味は向かいますね。クライアントの不調を治してあげたいからですね。
対処方法は何パターンもあります。だからといって、考えすぎて、思考のループに入ってしまうと、どこから手をつけたらよいのわからなくなってしまいます。
シンプルで効果的な対処法って、なんだろう?と、私も住まいの風水の例えで考えてみました。
バランスの崩れているエリアはたいてい、
あるエレメントの支配が強すぎる。
あるエレメントがまったく不足している。
そのエリアで中心になるべきエレメントを殺すようなエレメントが強く存在している。
というところでしょうか。
相生関係でいくか、相克関係でいくか。。。どっちでも使えるわけですが
「相手を克す」よりも、「相手を生かす」関係のほうがエネルギーが美しくバランスがとれていると、どうしても思えてきました。なんたって、両方を「生かす」わけですから。