朝から地場産のプラムを食べた
あぁこの味は・・・
ものすごい懐かしさを感じるこの甘酸っぱさは
僕の心を少年時代へと誘うのだった
近所の友達等と一緒に週末は少年野球に通っていた頃
田畑をぬって通る道を歩いてグラウンドまで行った
農家の子が数人いたので
たまには軽トラの後ろに乗せてもらったりした
その道すがらにあったこの時期沢山の実を付けた果樹
それは今思い起こせば「すもも」だったと思うのだが
「はらんきょ」と称されるその実を
飽きる程採って食べたのだった
もちろんそれは友達の家が植えた果樹だったのだが
赤く熟れたのを探して口にすると甘酸っぱさが口に広がった
他にも蜜柑の季節にはそれも友達の家の植えた果樹で
蜜柑を採り放題の食べ放題で道草をいっぱいした
野いちごも食べたし
蜂の巣を襲撃して返り討ちにもあった
そんな頃を思い出したプラムの味は
なぜか奥深い味に思えた
店長に「はらんきょ」ってわかります?って聞いても通じず
すももの事なんですけどね・・・と言うと
あ!
うちの田舎(店長の田舎は青森)では「はたんき」って言う!
なんかゴロが似ている!
全く離れている場所で
似ているけどちょっと違う名称
日本語は面白い
そしてなぜか嬉しくなったプラムの味