『国木田独歩』と『佐伯の歴史』との深いつながり。。。 | 大分県 佐伯市 エステティクサロンfeelのブログ  

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~美容歴30年の日高が語る!!~
24時間365日。最も酷使しているのは自分自身!
調子の悪い時、整体、病院で修理は出来ても、
お肌、自分自身はスペアもなければ、デパートで買う事もできません。
命ある限り使い続ける自分を日々ケアし、大切にすること。
これが最大の自己投資であると、私は考えます。
メスも注射も一切使わずにお肌や体型のコンプレックスを一つでも減らし、
自分の美しさ、良さを最大限に引き出し最高の第一印象を演出することで、
家庭(恋)も仕事ももっと上手くいくお手伝いをさせて頂き、
貴方がもっと輝く事が、私の最大の喜びであり使命です。 
 
心も身体も美しくあり続けるためのエッセンスをお伝えしています。
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国木田独歩館【爵大山氏は今日はいなかった】

 

 

私がこちら(国木田独歩館)を訪れたのは8月。


暑苦しさの中に、
涼しい風が独歩の机のすぐ横の大きな窓から心地よく吹いてきました。


『環境は作品の出来高に比例するのか?』

思わずそう考えてしまいました。


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2012年6月4日 · 爵大山氏FBより
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[大分出張日記] ~4日目:独歩館から毛利公墓所へ

まずは独歩資料館に行き、坂本さんと再会して独歩の部屋を再び訪れ、
それから約束通り毛利家の墓所を訪れる事になった。

最後のチャンスだと思い、独歩の小さな平机の前の座布団に黙って座った。
ジッと穏(おだ)やかに見つめる坂本さんと目が会った。

先日と同じく庭に射す陽光と室内のヒンヤリとした暗さが
昭和初期の雰囲気を演出している。
漂う微かな花の香に乗って

「おや、又訪れてくれましたか・・・・ 珍しい方だ。」

独歩の声が耳元で聞こえたような気がした。
質素な部屋は、気品と静寂に包まれていた。

 

(ここまで)


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名前は勿論知ってはいましたが、
50年近くも佐伯に住んでいながら『国木田独歩館』にも行った事が無く、
はっきり申し上げると・・・興味がなかったのです。
(申し訳ありません。。)

 

が、爵大山氏の一枚の写真を見、
そして、役員を仰せつかるなかで、
佐伯の歴史を知らずしてこの役員は務まらないな・・・と、
訪れた次第です。

 

※2012年 処女作 出版記念講演会の際の来館

 

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2012年5月29日 ·
..

[大分出張ダイアリー] :1日目~2日目.

 

午後一時過ぎJAL/1785便は
大分空港にランディングした。
つい10日程前にテレビとFMラジオの収録で来たばかりなのに
とても懐かしく感じる。

~途中略~

一時間ちょっとで佐伯着。
チェックインまで3時間ほどあるので、
一度も訪れた事のない「国木田独歩」の下宿していた家を訪ねることにした。
今は資料館にもなっている。

規模は大きくはないが立派で趣のある武家屋敷通りを進むと、
ひときわ古く質素な門構えに出会った。
「国木田独歩資料館」である。
10メートルほど飛び石伝いに進むと
右手に手入れの行きとどいた庭が垣間見え、
正面に往時をしのばせる古い玄関が訪れる人を待っている。

中に入り200円の入館料を払って
矢印の案内通りに正面の狭く急な階段を上がってまずは2階へ。
平屋を2階屋へ改造したとあって2階の天井はかなり低い。
左手に同行してきたという独歩の弟が使用していた部屋があり、
間に三畳間を挟んで右手に独歩の部屋があった。

シンと静まりかえって他に参観者はいない。

いつの間にか日が差し始め、
庭の明るさと部屋の中の暗さがコントラストを増していて
昔の雰囲気を強めている。

部屋の隅に置かれているとても小さな平机が
当時の日本の田舎の質素な雰囲気を貧しさと共に伝えてくる。

机の前に置かれた座布団にそっと座ってみると
胸が押しつぶされそうな感情に震えた。

貧しさの中を生き抜いていった先人たちの強さも同時に感じた。

貧しさを抜け出すために学び、
向上しようともがいた人々が此処に実際に生きていたのだ。

 

(ここまで)

 

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独歩について書かれている資料は沢山あるので、そちらは譲るとして・・


独歩に詳しい【井 久美子女史】から聞いた話、
私が調べた意外な独歩を織り交ぜて書かせて頂きます。

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『国木田独歩』

 

 

 

身長は154㎝程。
家族写真をみても一目瞭然。
弟の方が長身でした。

 

佐伯市に住まいした10ヶ月は、殆ど散策に費やされ、
情緒豊かな表現は佐伯で育てられたとも言われています。
が、
それは後になっての事。
まだ若かった事もあってか、
佐伯市では一冊も書は書かれておらず、
佐伯市を離れてから
『春の鳥』『源おぢ』『鹿狩』などが、
場所を替えて書かれました。

 

 

 

『国木田独歩』の日記は今なお残っており、
佐伯市にかなり大きな影響をもらい
佐伯市が作家の原点となった事は
ほぼ間違いないようです。

 

『国木田独歩』は喜んで佐伯に足をつけたのかと思いきや、
実は、佐伯市はかなり田舎であったことから、
意外にも、最初は来たくなかったそう。

 

佐伯市に着いた時には、既にキリスト教の洗礼を受けており、
その影響により大好きなイギリスの詩人
『ワズ・ワース』の本での自然描写がとても佐伯市と似ていて、
佐伯市を気に入ったそう。

 

ただ一方で、
『無宗教の人を』とのことで呼ばれていたにも関わらず、
キリスト教であることを内緒にして来てしまったとのことで、
些か。。。問題になった様であることも確か。

 

 

実際、
佐伯市でも布教活動をし、佐伯の教会にも通っており、
ここを離れる時には、佐伯のキリスト教者4人を連れて行ったとのこと。

そんなこともあってか、
独歩の事を好きな先生と、嫌いな先生とに、
真っ二つに分かれていたそうです。

しかし、理由はそれだけではなさそうです。

 

『国木田独歩』は、
佐伯市でも市長の次程の高給取りで、
身長は低けれど、見た目も風貌も良かったので、
やっかみもあったらしいのです。
いつの時代も、何らかの柵はつきものだったのですね。

その高給取りの様子は、出納帳で見て取れます。


当時、
他の先生は3円
『国木田独歩』は25円、

約8,3倍なのですから。

 

『国木田独歩』は、1年契約で佐伯市に呼ばれましたが、
丁度夏休みの関係もあり、
実質10カ月(7月まで)になりました。

 

その間『国木田独歩』は鹿狩りにも誘われ、
鶴見、大入島へも出かけ、
他、番匠川(今の本匠)の源流を探索。
南海部郡もあちらこちら。
鹿狩りにも誘われ、
鶴見にも出かけたと本に認められています。


裏にある""城山""の山上まで散歩することも多かった様子です。

 

 

なぜそのような時間があったのでしょうか?

 

『国木田独歩』が働いた【鶴谷学館】について書いてみます。

この時代の""高等小学校"" が、今の中学。

""中学"" が、現代の高校のようです。

 

鶴谷学館とは、
中学校制度が10年間廃止させていた間にあり、高等教育をしていました。
学ぶ場所がなかった為、藩主の命令で出来たそうです。

 

夕方5から6時〜8、9時まで仕事。
夜の塾が終わって~深夜までは、次の日の塾の準備をしたそう。

他の先生が日中、学校先生をする中、
独歩の日中は自由!

これで合点がいきますね!

当時の交通手段といえば、
徒歩、泳いで。
『国木田独歩』は、健脚の人だったともいわれています。
遠方、阿蘇山にも行かれたそうですが、まさか徒歩でしょうか?

 

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【国木田独歩館】
『国木田独歩』は、主屋2階""本間の8畳""の部屋に下宿していました。

 

※2016年8月の『国木田独歩』の爵氏のいない部屋屋敷、庭

 

鶴谷学館の館長 坂本永年さんが、独歩に下宿させたそうです。


天井が低いので、弟は大変だったかもしれませんが、
154㎝の独歩には、不便はなかったかと感じました。


独歩は窓から「元越山」を眺めていたといわれています。

 

 

こちらは『佐伯の殿様の別荘』で、
以前女島にあったものを坂本家がいただいて、ここに持ってきました。

平成12年までは坂本家の方が住んでいました。

 

※『国木田独歩』の部屋の窓からみた景色

 

一旦平成15年に開館。
改修工事が2年半かけて行われ、現在に至ります。


改修と言いましても、
全部一旦解体し、古さを残したまま作りかえられたとのことです。

 

門を入って右側のお庭は、
独歩が来た当時のままの様子であることから、
『国木田独歩』と同じ風景を感じることが出来ます。

 

※『国木田独歩』館

 

※『国木田独歩』館⇒養賢寺への風情ある城下町

 

あとは実際、
目で見、耳で澄まし、
肌で感じ、
爵大山氏の様に、
『国木田独歩』の座布団に座ってみるのも良いかもしれませんね。


独歩の何かしらが感じて取れるかもしれません。。。

いよいよ明日はラスト!!

ラストは""佐伯城""で締めくくります!!

 
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