先日の一ヶ月健診の時のお話。
「最後に何か聞いておきたいことがありますか？」
とオープンクエスチョンで聞いたところ、
「あのー、爪って切ってもいいですか？」
と聞かれました。
「どういう意味？」
むしろ切らないでどうしたいのか聞きたい。
そのお母さんによると、産後のまだ入院中に
看護師さんに爪を切っていいかを聞いたところ、
「まだいいんじゃない？」
と言われたので今なら良いかを聞きたいのだそう。
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ってパソコン用語（？）がありますよね。
そんな気持ちの私。
だいぶ以前、別の人に
「オムツってどうなったら次のサイズにするんですか？」
と聞かれたこともあります。
良く考えてみて下さい。
洋服がきつくなったから60cmのを着せてもいいですか？
って医者に聞きに行かないでしょう？
別に何を聞いてもいいんですが、
それって医者に聞くこと？
なので安全に切れるくらい伸びたら切って下さい。
お母さん、もっと育児に自信を持って！と言いました。
大抵そういう人のお子さんは元気で問題がないんです。
ないから逆にこまかーい所が気になるのかもしれません。
一回、退室した後、おじいちゃんが戻ってきました。
「あのー、お風呂ってもう大きいのに
一緒に入れていいですか？」
と言われたので以前に記事にした内容を説明しました。
また一回、退室したおじいちゃんが戻ってきました。
「あのー、外出っていつ頃から
いいんですか？」
それは一ヶ月過ぎたら日本人はそろりそろりと
表に出すようですが、医学的な根拠はありません。
季節や時間帯を選んで良い時に少しずつ外出されたら
いかがでしょうかとお話ししました。
おじいちゃんは、
「いやー、30年ぶりの子育てなもので
すっかり忘れちゃって・・・。」
とニコニコしながら頭を掻いていましたが、
30年前だと父親の育児参加は今よりはるかに
積極的じゃなかったと思います。
ぜひ、初めての孫育てを娘さんと一緒に
楽しくしてほしいと思います。
以前にも書きましたが医者が育児法を知っていると思ったら大間違いなんですよ！
誰よりも一緒にいるお母さんが子供の事を一番、知っているものなんです。