BOREAS“アノフラッカーを知る” ~その⑧:ラインは何?太さは?~ | 石田雄三の琵琶湖ガイド日記

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広大な琵琶湖を、バスボートでガイド致します。
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アノフラッカーには、主にフロロ16ポンドを使用しています。


自重38gのアノフラッカーをリフト&フォールさせるため、ある程度の太さと低伸度のラインが必要です。


また、ストラクチャーへタイトに入れることもあるので、根擦れに強いことも重要な要素です。


根擦れ対策という意味ではさらに太いラインも有効ですが、フロロ20ポンド以上になると張りが強くなるた


め、ファーストフォールや着底時などテンションが抜けた時に軽くバックラッシュすることがあります。



次はPEラインです。PEを使う場合は、1.5号から2号を使用します。


PEラインはフロロよりも伸びが小さいので、リフトが楽にできバイブレーションもダイレクトに伝わります。


デメリットは、根擦れに弱い事です。アノフラッカーはリフト&フォールのアクションなので、ストラクチャー


にラインが触れた場合ラインに傷がつく可能性があります。フロロのリーダーを付ければ、根擦れ対策に


なりますが結束を何度もする手間が増えるのでどうしてもリズムが悪くなり、キャスト数が減ってしまいま


す。

どちらのラインを使うにせよ、この釣りはラインにキズが付きやすいので数投に1度ごとにラインチェックま


たは、ラインの結び替えをお勧めします。