1986年に発売されたセガSG-1000のチャンピオン剣道です。

当時のセガのスポーツ系ゲームのタイトルにみんなチャンピオンが付いてますがこれらをチャンピオンシリーズって呼んでいいのかな?




剣道物のゲームって珍しいですよね。

剣道のゲームで一番に思い出すのがファミコンの六三四の剣。

だた、六三四の剣は剣道の試合もありますが、横スクロールのアクションがメインだったので、純粋な剣道ゲームかというとちょっと違うかもしれませんね。

あとPSのSIMPLE1500シリーズでも剣道のゲームがあるみたいです。




剣道と言えば個人的には団体戦です。

自分も小学生の頃に剣道をやっていて、けっこう大きな大会の団体戦で一番弱いのに大将を任されるという嫌がらせを受け、めった打ちのボッコボコにされて面の中は涙であふれるという哀しい過去があり、団体戦の文字をみるだけでも辛いですが、本作にも団体戦がしっかりとあり過去のトラウマが甦りました。




試合の画面はキャラが大きく描かれており、審判や観客もちゃんといて楽しげです。




試合での操作は剣道の面打ち、突き、胴打ち、小手打ちといった技を使い分けて攻撃します。

横の移動は自動で動くので、相手との距離を見計らい技をタイミングよく当てていくという感じです、
ただ、有効打突になる条件がイマイチ掴めず、けっこうガチャ押し戦法で勝ててしまったりします。




あと、剣道といえば「メーン!!」や「ツキー!!」と言った技を出すときの気迫のこもったかけ声です。

本作では音声はさすがに出ませんが、吹き出しで再現されていています。
この演出はコミカルで良いですね。

できれば、試合開始時や見合っている時に裏声で「キョェエッ〜〜!!」とか「ウデョャャ!!」とかのシャウトも吹き出しで出てくると面白いのになぁ。

プロレスとかボクシングは現行の次世代機でも実写さながらのグラフィックでゲーム化されてますが、超リアルな剣道ゲームもやってみたいものです。きっと面白いと思いますよ!